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PTAの耳はロバの耳~!

PTA見聞録です

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PTAに対する私のスタンスを考えてみた

PTA活動をするにあたって、自分はどういうスタンスで参加しようかと考えました。

(1)従来派
一番労力が少なく近所でヒソヒソされることもない形。長いものに巻かれる派ともいう。
⇒筋が通っていないしいじめのようなことはされてもしてるのをみるのも、自分にはストレスなので却下

(2)正統派
内部に入って役員をして正式な手続きの上に返る。
⇒性格上あわないし、そこまでPTAに思い入れも情熱もなく、時間もないので却下

(3)がっぷり四つ派
正論でPTA体制を批判し退会も辞さない。校長、市教委、文科省にも質問し言質をとる。
⇒これをやられた方々のブログをみたけれど、無知なお母様方への教育と並行して権力(市教委や文科省)ともたたかわないといけなくてたいへんそうで、よっぽどの嫌悪感や信念がないと私には無理だなーと思った。
まだPTA活動にろくにさんかしてないし、できる仕事ならやりたいと思ってるし、それほどまでのPTAワールドにも好奇心があるし。

(4)とにかく逃げ切る派
その名の通り、すべて欠席、電話にも出ない。
⇒別にこれでもいいけど、(3)でも書いた通りどんなワールドかの興味があるのでコレも却下。

(5)できることはやりますとアピールしつつできないことは断固拒否
これもその名の通り。
⇒これでいこう!


PTAの現状の原因は、いろんな方が考察していて、そのどれも正しいと思います。
いろんな要素がからみあっての現状だと思う。
GHQの指導に従って推奨したのは文科省なんだから責任とって通達しろ派。
義務教育の砦である学校(校長)がしっかりしろ、PTAの口出しを断りそちらは任意のボランティア団体ですとそれなりの扱いをしろ派。
規約や会則が問題だからまずそれからかえないと派。
どれもこれもほんとに納得!これのどれか一つでも実現すれば変わると思う。
でも実際にまきこまれつつある私にはどれも即効力があるものではなくて・・・・・。

で、考えたのが、身にかかる火の粉は振り払う派。です。

私はとにかくPTAの構成員が思考停止なのが一番の問題だと思うわけです。
それを教育しようなんて大それたことは考えていません。
ただ行動あるのみ。

断る

それだけです。
それを邪魔するのが「こどもが変な目で見られるのじゃあ……」とか「近所でムラ八に……」とか非難される、ヒソヒソされるっていう恐怖感。
それとみんながんばってるのに自分だけ断って申し訳ないという罪悪感。

この二つを乗り越えれば断れるんじゃないかなーと今のところ思ってます。
甘いかな?
実際のプレッシャーとか味わったことないからなー。

で、実際の想定問答を作ってみました。

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PTA想定問答集

あらかじめ言っておきますが、正式に対組織として個人で戦いたい人向けです。
バカ正直ともいう。
正面切ってこんなことをふっかけるよりも仲間を増やして俗人的に実を取った方がいい。
その方が余計な波風も立たない大人のやり方でしょう、という方にはあいません。

【自分のPTAに対する大前提】

自分たちで勝手に仕事を作って勝手に押し付けあって忙しがっていてあほらしいと思っている。

まあ、でも暇ならやってもいいし意義もないわけではないと思っている。

ネットでおおまかな理論武装は済んでいる。

PTAのやり方には従えない(物理的にも精神的にも)

でも内部に入って改革はしたくない、できない(物理的、時間的、精神的にも)

長いものにまかれればいいとはわかっているが、まかれているストレスの方が多分自分には大きい。

近所のお母さん方にひそひそされても、そんなひそひそする奴らとのつきあいなんてこっちから願い下げだと思っている。

子供は自分で自分の環境を切り開く力があると思っている。

夫の理解がある。(家族には、「これこれこういう理由で暴れていいか」と了解をとっていた方がいいと思います。配られた用紙をコピーしておいて家族に見せ、保管しておくのもいいと思いました)

 

 

【自分の基本スタンス】

・できることはやる(スポット応援と平委員)

・できないことはやらないを決めておく(長がつく委員と役員。週末一日あけること、夜間子供だけおいて出かけること、仕事を月二回以上休むこと)

・良心にてらして心苦しいことはやらない

 -委員決めの際のプライバシー開陳強制

 -同承認非承認行為

 ⇒回避策。

  他人のプライバシーを聞きたくない。いじめのようで良心が痛む。

  子供にもそんなのには参加しないでと言われた。裁判になった時に負けると個人的には思う。

  承認非承認も何を根拠に決めればいのかわからない。

  できないと言った人はもういい大人なんだから、その人がそういうのならそれでいいのでは。

  免除理由読み上げと承認非承認決定の時は、自分だけ離席したいとあらかじめ伝えておき、実際離席。

  意見を求められたら、「見たい人だけ見れば」もしくは「守秘義務のある先生に見てもらって判断してもらえば」

 

 

【委員決め】

各委員の業務内容を具体的に聞く。(一か月に何回昼間の集まりがありそれに出席しないとどうなるか。家でできる作業はあるか。週末一日家をあけるような行事があるか等々)

クラスの委員決めには出席。立候補はしない。(責任もって役を全うできないから)

くじ引きは、平委員ならなんとかできそうなもののみする。

どう考えても無理な委員のくじ引きはひかない。⇒許されなかった場合、下記想定問答集。

 

その後委員会の中でのくじ引きで、委員正副の業務内容を聞く。

正副決めでくじを引く前に。
<とにかくくじはひいてはいけない!>
<くじをひかないと会が長引いてしまうので、その場にいる他の方々にご迷惑をおかけしてほんとスイマセンとぺこぺこ謝っておく>

 

免除対象になってない場合、

(1)免除申請をする。

(2)免除申請をしない。

 

(1)で許可されなかった場合

それでもできない、くじはひけないと言う。

 

PTAは義務です

 

「たとえば宿題をちゃんとさせるとか、体操服を毎週末洗うとか、はしを毎日洗うとか、そういう、

こどもに義務教育を受けさせる義務はあるとは思っています。

授業に鏡を使うから持ってくるようにとか、まつぼっくりを集めろとか授業参観とか運動会とかも。

私の能力が低くてキャパシティが小さくて本当に申し訳ないのですが、

義務教育を受けさせる義務を果たすだけで現状精一杯なんです。

PTAに義務があるのかどうかがまず私は疑問ですが、仮にあるとして、

通年の委員長などのPTAの義務を果たそうとがんばると、義務教育をうけさせる「保護者としての義務」に影響がでてしまいます。

PTA活動にできる限りの協力はしたいと考えていますが、この委員/委員長/役員については申し訳ないのですができませんので、くじもひけません」

 

 

■保護者としての義務とPTAの義務はイコールです

 

「イコールではありません。

あなたはそう思われているのかもしれませんが、私はそう思わないですし、実際文科省や教育委員会も同じ見解だと思います。

そして私は保護者としての義務はPTAとしての義務より優先されると考えています。」

そもそもPTAは義務というのもいったいなんに対しての義務ですか?じゃあ権利は?PTAってどういう組織だと思っていらっしゃいますか?

※できるだけ質問して答えを引き出す。自分の考えをとうとうと述べるのはNG

できれば司会のひとだけではなくクラス全体を巻き込むように話す。

(話せそうな雰囲気だったら、会員は親のみであること、義務教育の団体ではなくボランティア団体であること、PTAの本来の主旨、教委や文科省、社会のなかでは単なる有志の保護者の集団という位置づけであることを短く、間をとって、会話のなかで言う)

 

 

 

■みなさん同じです。それでもなんとか頑張っているんです。あなたもやってください。

 

「あなた(司会の人)は「同じ」と思われているようですが私はそうは思いません。

「同じ」だと思われるのはご自由ですが、それは個人の価値観で、共有するように言われても困ります。

それに、やりたくて頑張ってる人、やれないけど無理してる人、我慢してる人、いろんな人がいると思います。

それはその人それぞれの考え方でそれをもとに行動されているのだと思います。

私はできないとわかっていることを無理してやるつもりがないという考え方です。

PTA活動自体に反対しているわけではありません。

できる範囲の活動になら協力させていただきたいと思っています。

運動会のトイレの見張りとか旗振りとか、その他休日のスポットのお手伝いははできる場合が多いのでそちらは協力させてください。

 

 

■仕事とか子供の数とか家庭の事情はあなたの勝手な都合、理由で、皆さんには関係ありません。

 

それをおっしゃるのでしたら、「一人一役」とか「こども一人につき必ず一回」とかもPTAの勝手な都合、勝手な理由じゃないですか?

 

PTAに入るか入らないか決める機会があって、その機会にこれらの説明とメリットデメリットを開示していただいてその上で入ったんならおっしゃることもわかりますが、自分で決めたわけでもない誰がいつどういう根拠で決めたのかわからないルールに、自動加入のPTAでいきなり従えといわれても困ります。

 

 

■なんといっても許されません。くじを引いて当たったらやってください。

 

わかりました。

ではその旨を書面でいただけますか?

私も地域での横のつながりにおいてこんなことはしたくはないのですが、あくまでも組織として個人の都合を考慮しないという姿勢でしたら、こちらも対組織としての行動をさせていただきます。

 

「義務教育を受けさせる保護者としての義務」を犠牲にしてでも「PTAの義務」をはたすように、と書面でください。

そのさいPTA会長さんと、校長先生、もしくはPTA副会長の教頭先生の連名でお願いします。

それをいただいたらしかるべきところと相談して検討させていただきます。

 

 

■しかるべきところとは?

 

校長先生か弁護士か……といあえずは市教委と文科省ですね。書面をおくります。

そのうえで市教委、校長先生、文科省からくじをひくようにという指示があれば、検討します。

 

 

※こういう流れにならず「じゃあPTAを退会するしない云々」になった場合、

決して自分から退会するとは言わないこと。

 

なぜならできることなら協力したいとは思っているから。

(旗振り、運動会の見張り等々)

それでも委員(長)をやらないのならダメというのなら、PTAから退会命令かそれに準ずるものを文書でくださいと依頼。

私はできる範囲で参加したいと思っているのにPTA(校長)側からそれならPTAから除名すると言われたというシチュにもっていく。

 

 

 

(2)免除申請をしない場合

 

くじを引く前に、くじを引くメンバーに確認をする。

「精一杯がんばるけれど、自分と組むかたには迷惑をかけると思う。免除申請をしてほしいようならします」

 

 

【その他】

■現状のPTAのやり方について意見を聞かれた場合

PTAの経験も少ないし、人生経験も浅く未熟者ですし、大きな組織のマネジメントの知識も経験もないので、意見など申し上げられないです。

どうしてもというのなら、私ではなく法律の専門家や教育の専門家(校長先生や教委、文科省)、組織運営の専門家や、病気の専門家等に

聞かれた方がいいのでは。

私は自分の活動の仕方を、自分の未熟な経験と良心で決めているだけです。

 

PTAの中に入って変えてほしい

これまで特に問題がなかったということは大多数の方が今までのやり方でいいと思ってらっしゃるのでしょう。

それをわざわざ少数派のやり方に変える必要はないと思います。

 

■みんな実は不満があると思うんです。

でも行動に移すほどの不満ではないということだと思います。

みなさんもう大人ですので、ご自身で考えてご自身で実行すればいい話で、「みんなで」何かを決める必要性も意義も私にはわからないです。

我慢してでもPTA活動を続ける方は我慢できる状況なのでしょう。

私はそれでいいと思っているので、それではよくない、変えたいと思っている方がいるのならその方がやればいいのでは?

 

 

 

 

PTA想定問答集補足

その他想定問答集の続きです

■仕事は理由になりません

 

あなたはそう思うかもしれませんが、実際昼間のPTA活動に参加できないのは仕事が理由ですので・・・。

現状のPTAの活動形態のままで、みなさんの旦那さんも参加されてらっしゃるようでしたら意見を変えますが、実際皆様の旦那さんが委員をやられていないのは、仕事が理由だからですよね?

事実、休日に開催される運動会のPTAからのお手伝いには旦那さんもちらほらみますし。

 

 

■あなたがやらないとその分の仕事が他の方へしわ寄せされる。

 

それは本当に申し訳ないと思っています。

できれば今年のこのクラス(この委員)は決まりませんでした、という形にはできませんか?

必ず一人ださなくてはいけないとはいってもなり手がいなければしょうがないと思うのですが。

それについて私の名前を出してくださって構いません。

⇒そんなのできない。

やってみたらどうでしょうか?

無理やり決めるのはもうやめた方がいいと個人的には思うのですが。
できないというのならその理由を教えてください。
⇒規約できまっています。
しかし誰もできなければどうしようもないですよね。規約違反だからといって警察につかまるわけでもないですし。
⇒他の方に迷惑がかかります。
一人だけではそうかもしれないのですが、この結果があれば「どうしても決まらなければ欠員」という前例ができます。それがおおくなれば当然仕事量も減らされるでしょう。
PTAより個人の生活を優先することができるようになるんじゃないでしょうか。

 参加率50%くらいの規模でできる作業をするのがいいと個人的には思っています。
そのためにはみなさんPTAの仕事ありきで考えるのではなく個人の都合を優先して断るのがいいと思うのですが。
会則を変えるのはたいへんですが、断るだけなら個人でもできますし、それを受け入れるPTAであるべきだと思います。

 

 

 

■無理をして頑張っている人にとって不公平です。

どうしてもできないのに無理にやってる人がいるとはおっしゃっても、冷たいようですがみなさんも大人ですしそれはその方の選択でしょう。

 

私は心苦しいですが、こういった場で皆さんにご迷惑をおかけし、まあ多分いろいろ言われるだろうリスクをとってお断りする方をえらびました。リスクを取らずに我慢する方を選ばれる方ももちろんいらっしゃると思います。
そもそも保護者としての義務は重要だと思っていますが、PTAとしての義務というものに疑問をもっているので。申し訳ないですが。

できるようなら協力させていただきますが、できないので、致し方ないです。

 

 

■一人一役は公平にPTAの活動をこなすためのルールです。

 

あなた(司会の人)は公平と思われていて、そういう面も確かにありますが、それはいろんな見方のうちの一つでしかないと思います。

実際私から見るとそのルールはいったい誰が決めたのかというくらい不公平です。

このくじの母数に、みなさんの旦那さんの名前もいれていだけるのなら、公平かなと思いますが、その公平もある見方からの一つですね。

家族の中に大人の数が一人の家から一人力をPTAに供出するのと、二人の家から一人力を供出するのとでは全然違います。

公平というのなら弱者にとっての公平にするべきです。

 

 

PTAの役は家庭数です。

 

そのルールもだれがいつ決めたのでしょうか。同意した覚えがないのですが。

それにたとえ家庭数だとしても、えればれるのは一人ですので、問題ないんじゃないですか?

一家庭に二人(文教委員が奥さんで厚生委員が旦那さん)とかならその時点で変えればいいんであって。




だいたいこんな感じかなー
最後まで言ったらケンカになってるだろうけど、たぶんうちの地域は最初のあたりで何とかなると思う。
転勤族が多いから奥さんは地元や仕事から引っこ抜かれて連れてこられてる世帯が多いんですよ。
だから核家族が多い。奥さんは専業主婦が多い。
結構裕福な家が多いから余裕もあるし、地元から離れてるから介護がある人も少ないし。

一番の問題はみんないい人ってことですねー。
ほんとにかわいらしいいい奥様が多いんですよ。癖のある人があんまりいない。
まー余裕あるんでしょうね、全体的に。

さてどうなるのか。
ちょっと楽しみです。
結局長いものに巻かれまくってかえってくるかもww

 

委員長決めに行ってきた!

さて、想定問答集まで考えて鼻息も荒く校外委員の正副決めに行ってきたわけですが結果……

校外委員長に立候補しました。

……アリャ?


とちあえず仕事内容を聞いて、私の環境じゃあ無理だと思ったら、拒否!
くじ引きも拒否!
そのための理論武装もばっちり!

って感じだったんですが、仕事内容が私の希望にぴったりだったんです。
■平日昼間は参加できないので私とペアを組む方に迷惑をかけてしまう。
 →正(委員長)三人、副(副委員長)二人という五人体制で、会議出席や資料作成も皆で都合がいいようにやれますよ~。(ほかのPTAの正副は正(委員長)一人、副(副委員長)一人で私が休むともう一人の方にやっぱり迷惑がかかるんだけど、校外委員は違うらしい)

あ、あれ……?そうなの?それはすごく気が楽かも……

■平日昼間のイベントには参加できない。
 →書類仕事と委員会開催がほとんどです。委員長と副委員長には平日昼間のイベントはありません。平日昼間のイベント(親睦会とかお別れ会とか)は、普通の地区ごとの校外委員さんがやります。開催する委員会は昼間ですが、年に数回で日程も年度初めに決まっています。
 
え………そうなの?イベントの準備も平日昼間でイベント開催日も平日昼間で、地区ごとの校外委員に立候補したもののそれがきついなあと思ってたんだけど……それはなし?
委員会のために休まなきゃいけない日があらかじめわかってるのなら休めなくもないし。
 
 
■そうです!委員長か副委員長になれば、地区ごとの校外委員の仕事はやらなくていいんですよ~
ほかの校外委員とのやりとりや、PTA,学校との交渉がほとんどです。


そうなの?そういう仕事チックな方が、正直楽かも……
 
 
■事務作業が多いのでパソコンが得意な方とかいいと思いますよ~。それと今後PTAの正副永久免除なんで、お子さんが多い方は得だと思います。


パ、パソコン得意……子供、多い……


ということで、立候補しました。
立候補半分、くじ引き半分という感じでしゃんしゃんと決まりました。

今日の正副決め出欠確認用紙に書いた私の文言はどうなったかといいますと、結局はできない人に無理やり押し付けるようなことがなかったので(立候補もいたし)、そんな個人のプライバシーを暴き立てるような悲惨な場面が起こらず、淡々と終わりました。
過去にPTAの役員をやったり正副をやってる人は免除なんで、そういう人だけ確認してましたが。

振り上げたこぶしを一体どこにおろせばいいのか……

ポカーン……です。我ながら。



まああとで聞いたところによると、校外委員はPTAの一部とはいえどちょっと感じが違うそうです。学級のPTAの方の正副決めは、私が想像してた通りのかなりえげつないこともあるとのこと。
分母の数が違うのと、一度選抜されてきている人たちなので、ある程度の諦めがあるのかな?
PTAの方は、もうかなりお年を召したこわーい人とかものすごく攻撃的な人(私?)とかいるらしいです。
それを聞いて思ったのは、やっぱり仕事内容が納得しやすいからじゃないかなってのもあるのかなと思いました。
正直素人の母親がパトロールして何になるのとは思うんですが、札幌の女の子がさらわれた事件とか、車が子供に突っ込んだ事件とか聞くと、不安になってできることならなにかしたいなあとちょっとはみんな思うんじゃないかと。
結局は自己満ではあるけど、なにかせずにはおれないというか。そういう意味では母親のアロマテラピー教室を開催するよりは、まだやりがいがありますよね。
仕事の目的がしっかりしてるから、無駄な仕事はどんどん省いていけるしぶれにくい。そのせいで活動内容も必要最小限に……ある程度できてるんじゃないのかなあ。


と、まあこんなわけで。
敵対していた組織に長としてはいってしまいました。
そして怒涛の引継ぎを受けていたんですが……これがぐちゃぐちゃのめちゃめちゃのずぶずぶの最悪で。
「いつまでに」「誰が」「何を」「誰に」「どうするか」がまったくわからない!!
そしてそういう案件が5つくらい並行していて、でもとにかく入学式までに!とか始業式までに!とか4月までに!とかまでに作成しなくてはいけない資料、コピーして封筒に入れなくてはいけない資料、集めなくてはいけない情報、作らなくてはいけない名簿がたくさんある!

引継ぎ資料のあちらこちらにそれらは散在していて、宝探しよろしく必要な情報を見つけて一つにあつめて、これは結局ここで配るための資料だからじゃあ400枚刷っておいて学校側に渡さないと、いやいや去年はこれはやってないからこっちだけで……みたいに錯綜している状態でした。
それを解読して、結局これとこれとこれをやるの?そうなの?って状態に持っていくまで一か月。作業の意味がわかっていずに作るので二度手間三度手間……
営利目的でないボランティアはこうなるのかー……と唖然ボー然となりました。


それでね。
自分にあった仕事ができて、それがとても役得(正副免除)だからPTAはもういいや~……とはどうしても思えない。
だってこの組織おかしすぎるから。
でも、前は降りかかる火の粉を払う(とにかくできないことは断る)ために、いろいろ理論武装をしてケンカもする覚悟だったんですが、火の粉は多分もうかからなくなるんですよ。この一年正副を務めれば。
そしてまだ一か月ですが、正副のほかの四人のみなさんもそれぞれ事情がある中でかなり前向きだし有能だし私の都合も許していただけているし業務内容はある程度把握したので、多分それほど必死こかなくてもできるでしょう、と予測がたちます。
じゃあどうしようか。
子供一人につき一役で、高学年になると正副を選ぶ対照になるとのことでしたが、正副はもう免除になったので、カツオとワカメの時は普通に一般の委員でいいわけです。サザエのは今回の校外委員長で二年免除なんでもう卒業ですし。
まあ、だまーーーってじみーーーに適当にさぼりつつこなせば乗り切れます。

でもねええええええ……
それはどうなのって思うわけですよ。
実際今回の校外委員正副決めの時もちっこいこをつれてしんどそうに来てた人もいるしね。
私が立候補したらみんな「ありがとうございます!」とほんとに頭下げられて、ええええ?って。
このレベルの活動内容でもできないくらいいろいろ厳しいの?
それなら別にやらなくていいのに。いやそこまで言わなくてももう少し気楽にいけないのって思ったんですよね。

で、せっかく委員長になったんで、しかも三人の委員長の代表委員長というのにもなったんで、
この立場をフルに利用して変えられるところは変えたいと思います。

(1)失礼な文書の文言をやめる

これはほんと、まじ不快。
でも夫に見せたら「まあこんなもんじゃないの」ってことだったんで、私が敏感すぎるのかもしれないけどまあそれなら私が変えても問題はないでしょう。ってことで変えてます。さくさくと。
まず、わかりにくくだらだら書いてあるのを箇条書きにして、失礼な上から目線を直しました。
文書の発出先はたいてい地区ごとの校外委員さんなので、お客様に対するような文言ではなく社内通知のイメージで。へりくだりはしないけど大人同士の丁寧語をくずさず、押し付けず。
そして、これが一番したかったんですが、校外委員の活動についてあれをしてくれ、これをこうしてほしい、この会をやるので参加して、それまでに構成員のみなさんのあれを聞いてきて……みたいな、さまざまな依頼があるんですが、そういう行動において、すべて目的を明確に描くことに注意しました。
そんなんどうでもいいんだよ!とにかく何やればいいかだけちゃっちゃと教えて!という意見もあるかと思うんですが。
でも旗振りの意味もPTAの名札の意味も、ひいては校外委員の活動の目的も意味もわかってないままにやらされている人があまりにも多いわけです。
そしてこれはPTAが上から命じてる仕事ではなく、基本はみんなで協力してやっていこうね、目的は子供の安全を図るための防犯、と交通上の安全確保のためですよっていう大前提を共有するのが一番大事だと思うので。
パソコンでの資料作成は主に私が請け負ったので、ちょっと面倒でしたが仕事で慣れてるし、趣味も文字書きなんで、週末にちゃっちゃと全部作りました。
これからもいろいろ文書が出るかと思うけど、ほかの人には内緒で全部変えちゃおうと思ってます。
私が変えた文書と、変える前の文書を夫に見てもらったんだけど「どっちもいっしょじゃね?」という反応だったので、変えても大した影響はないと思います。でも私レベルで敏感な人がいたとしたら、その人の神経は和らげることができるといいなと思って。

(2)いろいろな組織や仕事の目的や関係を調べる。

うちの地域の集団登校は毎日ではないんです。毎週特定の曜日だけ、集団登校をします。
母親の旗持ちやパトロールは各班でさまざまなやり方でやってるんですが、集団登校だけは全部の班で同じ。多分学校側からの要望がそうなんじゃないかと思います。
私も最初、集団登校つきそいの役が回ってきたときに、小さい子もいるし自分の出勤準備もあるしなんじゃこれ?親がついてなくても無事学校くらい行けるよ!だいたいそうじゃないと学校にいけないくらい危険なら、特定曜日だけじゃなくて毎日親がつきそうべきじゃねーの?と思ったんですが、一年続けてみてなんとなくわかった……気がします。
自分の班(近所)にはどんな子供がいるか、覚える。
集団登校の時以外でもその子が夜遅く歩いてたりすると声をかけやすい。
子供からも、「この人、うちの近くのカツオのかあちゃんだ」と認識してもらえる。
このあたりがね、効果あるなあと思ったんですよ。つまり学校まで子供を安全に送り届けるために親のつきそいがいるんじゃなくて、子供の顔と親の顔を覚える、顔見知りになるためにこの集団登校はあるのかなって。
これが目的なのだとしたら、よくできてるなーと納得。
でも前任の校外委員の人に聞いてみたり、近所のママ友に聞いてみてもみんな「さあ?」「なんでかね」で終わるので、正解かどうかはわからないんですよね。
この辺も、教頭先生あたりにもうちょっとしたら世間話のついでに聞いてみたいなと思ってます。その前に同じ正副のほかの四人にも聞いてみよう。
それから校外委員会が年五回なのはなぜ?とかそれにあわせてある、子供の集団下校はなぜあるの?とかね。
あと、代表委員長は青少年保護委員の委員会にも呼ばれるんだって。
でも別に出ても出なくてもいいらしいんだけど。
青少年保護委員といえばあれだ。校外委員選びの時に、一緒に立候補をつのられた意味不明な団体ですね。そこのボスみたいな人も来るらしいので、できれば出席して人となりを知って知ってもらってから青少年保護委員会とはいったいどこのどんな組織で何の権限があって人を集めてるのかを聞いてみたい。
PTAの運営委員会にも出るらしいんで(これは月一回土曜日だったかな?)それとよくかぶるらしいんだけどね。


(3)校外委員正副の仕事を徹底したルーティン化にする。

多分これはできる。
仕事の目的と全体像を把握してマニュアル化すれば、毎年毎年この膨大な引継ぎをしてわけわかんないまま資料作ってばたばたすることはなくなるはず。
三月の二週目にこの資料をつくって、このメール出すときについでにこれを聞いて、この時の資料をもとにこのリストを作って……というトータルの作業がわかれば、あとは文書の年度と、その年の校外委員名をかえるだけの作業ですべてがまわるようにできるはず。
正副の仕事はこれを目標にルーティンとマニュアル化を個人的に目指そうと思ってます。


(4)次期正副選びの時に、プライバシーの読み上げの文言は削除。どうしてもできない人には配慮をした選び方をするように変えたい。

これは多分私一人の意見では無理で、ほかの四人の考えも聞かないといけないのでできるかどうかはわからないけど。
クラスの方のPTAはこれがすごいらしいんで、せめて校外委員の方だけはこれはやめたい。
具体的にはまだはっきりとは考えてないけど、出欠確認の用紙に当日欠席の人あてに
・どうしてもできない
・くじであたればやる
・誰もいなければやってもいい
・やってもいい
の選択肢を作って、一番上の人はくじも免除にしたらどうかなーと。
でもこの場合、出席してくれた人の中に一番上の人がいた場合、どうやって除けばいいのかってのがまだわからんです。みんながずらりと並んでる中で立候補の人が誰もいなくてくじとなった時、「どうしてもできないという人は挙手願います」ってやっちゃっていいかなあ。目立っちゃって挙手支度でもできない人もいるかもしれないよね。うーん……
これはもうちょっと考えます。
どっちにしても「どうしてもできない」人にやってもらっても禍根を残すだけでなんのいいこともないしね。
もちろんどっちの場合も一番上の人にできない理由は聞かないつもりです。
それに対して「ずるい」って言ってくる人がいるかもしれなくてほかの正副四人に迷惑をかけるかもしれないので、そういう人は全部私に連絡するよう言ってもらおうと思ってる。けど、そうじゃないんだよね、多分。
そうやって正面切って文句言ってきてくれる人はまだ良心的で、きっと陰でこそこそ悪口を言われて(今年の正副決めはずるい。自分の時はできなかったのにくじで当たって無理やりやらされてほんとにがんばったのに、とかね)それがいやなんだよね、多分。
もう、ほんと今年度の代表委員長(フネのこと)が横暴で、私たちも困ってるんですよ。勝手にこうしたいっていって資料も作ってきてくばっちゃってねえ……って感じで対応してもらえればいいんだけど、それもやりにくいだろうしねえ。
私はもともと地域で生きていくつもりはないし、そういうひそひそするような人とはつきあいたくないのでもう何を言われてもいいんだけどね。まあこれはもうちょっとやり方を考えます。
まだまだ先の話だし。


(4)その他
正副の責任範囲と各班の責任範囲がきっちりときまっているようで、これは私の立場で口をだしていいことかどうかわからないけど。
・旗当番と集団登校の付き添いは、就学前の子供がいる場合は免除
 →あぶないよ、ほんと。どんだけ効果があるのかわからない旗振りにちっちゃい子連れて行ってまでする必要はないと思う。うちは家の真ん前での旗振りだから、家に置いていったこともあるけど、家から遠い場所で旗振りしてる人もいるもんね。雨が降ったり嵐の時とかさ。
それでほかの人の負担が増えるっていうんなら、なぜ毎日やることにこだわるのかってとこから考え直した方がいいと思う。
毎日回すからこの人数がいる、じゃなくて、この人数で三か月に一回のノルマ(数は適当)っていうふうに変えれば、そりゃあ班によっては1週間に3回の旗振りになるところもあるだろうけど、別にいんじゃないの?だめ?
集団登校の付き添いはね、まあ朝は大変だけど同じ地区の小学生の顔を知る、知ってもらうのは結構メリットもあると思うので、やりたい人は就学前の子がいてもやればいいと思う。カツオの時に赤ちゃんのワカメを連れて行ってたんだけど、結構小学生のおねえちゃんに顔を覚えてもらえてかわいがってもらって、土日とか午後とかちょろちょろ遊んでもらえたりして、親もなんか安心だし子供も喜んで手て結構これはよかった。
でも無理してまでやることではないけどね。
旗振りや防犯パトロールの時間も、今は低学年の下校時間にできるだけあわせてくださいってことになってるけど、いつでもいいんでっていうふうにしたらどうかな。
小学生の女の子がさらわれたり襲われたりする場合ってここのところは高学年が多いし、でも低学年の場合もあるから、犯人からしてみたら「あそこはいつも早い時間に立ってる」って思われるより「いつ立ってるかわからない」方が防犯効果が高くないかなあ?
この辺は確信があるわけじゃないんで、皆さんの意見を聞きながら、最少の労力で最高の効果をあげられるといいなあと思います。
・校外委員(正副じゃない方)の選抜方法を、高学年の親から、ってのをやめる。
 
 →うちの地区は転勤族がほんっと多い。小学校五年生の子供と一緒に転勤してきた人がいきなり問答無用で地区委員をやらされるのは問題だと正直思う。
これは、なにもその人がかわいそうっていうだけじゃなくて(知り合いが増えるし早くなじめていい面とかあるだろうし)、上で私が書いた、校外委員の仕事の意義の共有、ができないんじゃないかなあと思うわけです。
旗振りの意味も、私は一年やって「これは交通安全のためじゃなくて防犯のためなのか……!」と気づいたくらいだし(でも三年やってたほかのお母さんは気づいてなかった)、集団登校の意味も最初はわからなかったわけです。
でもこういう意味がわかってから地区委員をすると、次の人にいろいろ引き継げるでしょ。
たとえば、仕事しててどうしても旗振りできない人はどうすればいいのか?っていう質問が来たとき、「これは防犯のため」いや、「これは交通安全のため」どっちなのかわかってれば対応の仕方もかわるでしょう。そういう共有されるべき目的と知識が、ぽっと入ってきていきなりやらされてるとわからないまま次年度に引き継いで行っちゃうわけで、そうなると次年度の人はこれになんの意味があるのかわらずやることになり、結果活動が形骸化するんじゃないかと思うわけです。それに「再来年は復職(就職)したいから今年やりたい」っていう低学年母がいるかもしれないし。問答無用で高学年じゃなくて、ここのPTAの在年数順とかどうかな。でもなによりそのまえにまず立候補を募るべきだよね。


まーとりあえず今はこんなところかなあ。
どうせやるならできる限りの疑問の答えは見つけたいし、自分が思う限りで改善していきたい。

活動と組織の目的を明確かし、それを構成員皆で共有。
活動において無理をしている人、悲しい思いやつらい思いをしている人をなくす。
徹底した効率化とルーティン化、マニュアル化で仕事をシンプルに。

この三つでしょうか。
さて、どうなるかわからないけれど「できる限り」頑張ります。
この「できる限り」というのは、
自分の健康>子どもの健康>義務教育をうけさせるサポート>育児>仕事>家事>PTA(同列で自分の趣味)

の優先順位での話です。
私はどーしてものめりこむと優先順位を忘れてガーッとやってしまうので、この優先順位は厳守と心に刻んでやりたいなと思います。

久しぶりです

私がなった校外委員長の仕事というのは3月4月5月初旬までが一年で一番忙しいハイライトで、それは何とか乗り切りました。

仕事量は多いけど、何日何時(平日昼間)に何時間小学校に拘束、というタイプではなく「この資料を、データを各校外委員さんから集めて何日の会議までにPCで資料作成」という作業量なので私にはとっても楽。
もちろん会議の出席人数分プリントアウトとホチキス止めがいりますが、それは残りの3人が平日昼間にやってくれるんです。
正直なところ4月はほとんど毎日学校に行ってたけど、会社帰りにちょっと一人で寄って教頭先生と話したりPTA室のPCに自宅で作ったデータを落として来たり……って感じのちょっと寄りがほとんどで、まっったく負担ではなかったです。

これいーな。私の環境と適性にむっちゃあってんな……

他の正副さん性質も、実務作業と論理的思考がすごい人、器がとにかくでかい人、情緒豊かで優しい人とそろっていてやりやすいです。

で、前々から不満だった失礼な文言は当然直して、こそこそやろうと思ってたボロボロの引継ぎ資料の整理は、他のみんなもやろうと言ってくれて協力してくれることになり、道筋はできた感じです。

それでわかったんだけどね、PTAのあの上からの失礼な文書。
私、あれってほんとにばかにしてんだろと思って腹が立ってたんですが!


……どうやら国語力とビジネス文書能力とコミュニケーション能力と資料校正能力の欠如からくるものだったようです……

つまり、作ってる人は失礼だとも思っていない。
とんだお山の大将でこれだから専業主婦は~とかいわれてもしょうがないよね……(;^ω^)
「失礼でない、成人に対する、対等な文書」というモノの書き方を知らないだけだったみたい。
うーん……
子供産む前の職場で知り合った女性とか大学の時の友人とか、みんな私から見てすごいなー頭いいなー決断力あるなーコミュニケーション能力あるなーって女子ばっかりだったんだけど、やっぱりある程度フルイにかけられた結果の知り合いだったんだね(偏差値とか入社試験とか)

私は中学校まで公立で、(ほんとにこんな愚かな人間がいるなんて…!)と驚愕しまくりでどうも話が合わない人がたくさんいてあまり居心地が良くなかったんですが、高校、大学、会社と進むにつれ心の友や尊敬できる人もできて、それが長かったため忘れてました、この感覚。

ほんっとーに物事の筋道理解できない人もいる。
ほんとーに論理的な思考ができない/理解できない人がいる。
自分の思考すら整理されていない。
そのぐちゃぐちゃのまま、自分の正当化だけはしつつぶつけてくるから論点ずれまくり。
なんのために話し合っているのかの目的もわかっていない。
そして、外からクレーム入れられたり嫌なことを言われたり叱られたり謝罪したり、その結果として責任ある行動をとろうとしたり事前準備をしたり論理武装をしたり、っていう経験がないまま10年以上たつとね……

もう末期ですわ

「専業主婦病」

それでもね、楽しく生きてる専業主婦もいるんです。
私はこれがしたいからしてるの、って言ってその趣味の道でどんどん新しいことをしたりサークル作って活動したり。そういう人はやっぱり一緒にいてとても楽しい。心が美しくなる気がしますね。
しかしそういう人はPTA活動はあまりしないw

一番のガンは、
「いろいろやりたいんだけどね~」「考えてるんだけどね~」「フネさんはいいよね~」
「すごいよねー」って言ってるだけの人たち。
そういう人たちは一番楽なPTA活動のベルマーク委員については、もう目の色変えて立候補していかにこれをやりたいかを感情的に述べ、じゃんけんで泣き笑いしています。
多分ね、ほんとうにやりたかったり私をいいなーって思ってるわけじゃないと思うんだよね。
だってほんとに思うんなら自分で行動するでしょ?
言ってるだけで何かを変える勇気もないし覇気もない人たちなんだろう、と思います。
しかしそういう人は自分の損得にだけはとっても敏感で、「やりたくもないのにやらなくちゃいけないからやったのに、仕事でやれないってやらない人はなんなの?AさんだってBさんだって仕事してるのにやってたのに」っていうね。これまたテンプレの浅はかな怨念が……

そして自分の思考が浅いことや低俗なことには全く気付いておらず(目を背けているわけじゃなくて気づいていない)、視野が狭い。

そういう人とこの前ちょっと小一時間離さなくてはいけない機会があって、まー胸糞悪くなるような時間でした。
その人、仮にCさんとしましょう。

Cさんは、フネが忙しくて忙しくてもう大変!と言ってほしかったようなんですが、まあこれくらいならこなせなくもないかなと思って立候補もしたし、私の適性にはあってたんでそうでもないよ、と言ったら奇妙な顔をしてました。
そんでCさんはPTAはもうやりたくないと、でも委員はやってると、ノルマだから。
そしてそうやって頑張ってる人は毎回同じメンバーで、でも頑張らない人たちは行事とかちゃっかりきて楽しんでるのを見ると馬鹿らしくて嫌になると。
「やりたくないの!?じゃあやめればいいのに?」
というと、Cさんはいろいろ言ってきたんですが要は、

PTAをやめると子どもに影響があるかもしれない

ということでした。
これがいまいちわからなくて、例えばC子(Cさんのお子さん)は親がPTAの仕事をやらないから遊んでやらないとか子供が言うってこと?考えられないんだけど……と聞いてみたところ。

要領を得なかったんで推測も入りますが、多分
Cさんはお母さんの友達がたくさんいて、それはC子ちゃんの友達のお母さんでもある。
そしてその人たちと、あの人はPTA逃げ回ってる、あの人は迷惑なことを言ってた、等ひそひそ話してるんでしょう。
で、自分がそういうことをしたら、ひそひそされることがわかってるのでできない。
ということだと思う。

「そんなこと言う人いるの!?」
とフネは驚いたね。フネは友達少ないけど、そんなつまらん話をするほど暇じゃないしねえ。
Cさんは「みんな話してるんだよ!すごいよ~!」って言ってたとことを見ると、Cさんも話してるんだろうねえ……そりゃあ仲間外れになりたくないよねえ……きっと私のこともろくに知りもせずやいやい言ってたんだろうねえ……
「そんなひそひそしてる人たちと友達になりたくないから、別に私は気にしないけどなあ」と言ったら、ものすごーーーーく驚いてた。

でもCさんは、そういう親同士のNWを持つことが子どもにとってもいいことなんだという信念のもとやってるんだって。そういってた。
なら、やらない人を見てばからしくて嫌になるのはおかしい、って自分で気づいてほしいんだけど、さすがにそこまでは気づかないみたい。
指摘したかったけど言っても通じなさそうだったし、言うと傷つくだろうなーって思ったらから言わなかったけど。

近所づきあいでひそひそ言われたくない。仲良くすれば地域に溶け込めて子供にもいい(地域に溶け込みたい)と思って、自分で納得してやってるんでしょ?
じゃあそれをやらない人にあれこれ思うはずないじゃん。自分で選択したんでしょ?こっちの方が自分にとってメリットあるってさ。
じゃあ他の価値観の人にごちゃごちゃ言うなや。
悪いんだけど人数足りなくて、手伝ってもらえない?って頼みもせずに、みな自分と同じ考えを持って当然とばかりの態度で、でも自分のように積極的に責任を果たさないと言って不機嫌になりねたみひそひそするってこれいかに……。

こういうのがね、ほんと邪魔。
ボランティア組織と相性が悪いね、こういうの。くじ引きでこういう人が器でない長になると狭い視野のままで運用方法とか考えるからどんどんブラックになるんだろうね。

職場にね、同じような子ども構成の女性がいて年下なんだけど、こりゃー器がでかいわって言う人なんだよね。で、その人はもう何年も前から小学校(フネとは全然違う小学校)の執行委員をやってる。で、すっごーくゆるゆるらしい。
あの人の下での組織はとてもいいと思うなー。冷静だし頭良いし、そのくせ陽気で器がでかい。
で、その人にいろいろうちのブラックの話をしてたらね、

「フネさん、ブラックっていうけどその人たちも被害者なんよ。長の器じゃないし組織というものに所属したことも長としての経験も長の働きについて考えたこともないような人が、1000人単位、100万こすお金を運営する組織の長とかにされるわけ。そういう人はとにかく叩かれたことがないからクレームに弱くて何も言われないように!ってとこにだけ重点をおいてるのよ。器じゃないのに器を要求されてまったくわからなくて誰も助けてくれないなかで必死に虚勢をはってる被害者なんだよ」って。

器がでかいwww

そして彼女が言うには、
「フネさんみたいに、あるべき組織、PTAとは、なんてまっっったく考えてないから。とにかく自分がやってることにいちゃもんつけんな!つけないで!お願いします、ってそんな感じなのよ。活動と自分がかぶってて、フネさんは活動内容に意見したつもりでも、自分を全否定された!って発狂するよ」
って。

そんな……。そんな人に「組織としてもう少し対大人な文章を……」とか「組織として構成員の個々の事情を考えていられないと大きく網を投げるのなら、事情により抜けざるを得ない人の抜け道も、組織として作るべきでは?」とかそんな話、できないじゃん……

PTAとはこういう組織で、こういう目的があって、それに即した形で現状の構成員の活動がしやすいような運営方法は何か、ということを考えて構築していくのが長だと、私は思うんだけど、その中でそれぞれの概念に執行部と思い違いがあるのならそこを話たいと思っていたのよ。

例えば私が今校外委員で(身ばれを防ぐために適当に)
・平日のみの活動にします
・小学生以下の子どもがいる方は参加不要です
っていう活動方針をかかげたとするでしょ?
自分なりに時間をかけていろんな人に意見を聞いて学校側とも話し合ったうえで決めた方針だとして、それに対しておかしいって言われたら。
そりゃーそれまでの思考の経緯も知らずに文句つけてくんな!こっちは時間つかって頭使っていろんな状況を考えたうえでこの方針にしたんだよ!って思うし、もう一回一から考え直すのをめんどくさいとも思う。
でも。
「校外活動をよりよいものにする」
っていう大前提に貢献するような意見なんだとしたら、これは個人の感情は抜きにして聞くべきじゃない?そんでもって参考になるような意見なら、たとえめんどくさくても考え直さないといけないよね?


でもそんなのはないらしい。
「●●活動をよりよいものにする」ために活動してるんじゃないんだって。
じゃあなんのためにしてるのかっていうと、それがいまいちわからないんだけど、どうも自分が受けたクレームとか嫌な思い。それを次の人がしないようにしてる、らしい。
クレームの意味が活動の主旨に反してるかそうでないか、嫌な思いをしたのはなぜか、それについては考えずに、とにかくルールを決めて(長ならその権限はあるし)、そういうクレームをゆるさない、嫌な思いをすることがないようなルールにしていってるんだと。

じゃあ話し合いなんてできないよね。
アンチPTAの先輩方が、退会するしかないってネットで結論を出している意味が分かった気がするなあ。話し合いの土俵にすら乗れないよ・・・

ちなみにね、私が長をやってる校外委員は今年はまず、
【校外活動とは】で意義と目的を校長と教頭と意識合わせして始めてワンペーパーを作りました。
そして学校が必要だと思っている校外活動を5つだけピックアップして、それの目的も学校と意識合わせ。その目的を外さずに保護者が楽に参加できる活動に帰ることにしました。
そのために書いた文書が四枚。

ちょうど会社でトラブルまみれで(私のミスじゃないよ!)お客様に構成を考えて事情説明と謝罪文書を書きまくっていた時で、頭が疲れましたがこれで校外活動の骨格がきっちりと通ったと思います。
あとの個々の事情や問題は、すべてケースバイケース、この目的から外れなければなんでもアリ、各校外委員さんに決定権があるので自分の頭で考えて判断してください、ってしようと思います。どうしても判断つかなければ相談にのりますが。
次の委員会で周知徹底をはかります。

そういえば今回の変更点の一つに、委員会を休む人は自分で代理人を探してくださいってのがあって、それはあんまりだろうと委員会に出席する主旨を、ほんとにあちこちに聞いていろいろ考えて確認して明確にしました(だれもとくに考えていなかったことなので、教頭先生とかと話しながら主旨を作っていったって感じかな)。で、それから外れない程度で代理人ではない解決策を考えたんですね。
それでCさんとそういう話をしていたら、
「そんな事情は人それぞれだしいち一考えてたらきりないわ」

よく聞きますよね、このセリフ。PTA関係で。
正直自分たちの能力のなさを棚に上げて、実務に手を抜いてるだけとしか思えないんですよこれ。
これを言った瞬間に、(ああ、無能なんだな……)と。
ケースごとにどうすればいいか考えられないんでしょう。あっちたてればこっちたたずで、意義を外さずに優先順位を決める、ということができないんでしょう。
それは長の器ではない人が成らざるを得なかった悲劇なんだということを、
Cさん、あなたも認識してほしい。ほんとに。

悪いのは、あれこれ自分の都合を言ってくる人じゃなくてねそれをさばけない能力なしを長にしなくてはいけない組織の悲哀。それに気づいてない長の愚かさなんですよ。


ほんとに……ほんとに、なんでこんなに現実は哀しく醜いことばかりなんでしょうか。
人間ってもっと美しいところもあるのにね。







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