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PTAの耳はロバの耳~!

PTA見聞録です

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委員長決めに行ってきた!

さて、想定問答集まで考えて鼻息も荒く校外委員の正副決めに行ってきたわけですが結果……

校外委員長に立候補しました。

……アリャ?


とちあえず仕事内容を聞いて、私の環境じゃあ無理だと思ったら、拒否!
くじ引きも拒否!
そのための理論武装もばっちり!

って感じだったんですが、仕事内容が私の希望にぴったりだったんです。
■平日昼間は参加できないので私とペアを組む方に迷惑をかけてしまう。
 →正(委員長)三人、副(副委員長)二人という五人体制で、会議出席や資料作成も皆で都合がいいようにやれますよ~。(ほかのPTAの正副は正(委員長)一人、副(副委員長)一人で私が休むともう一人の方にやっぱり迷惑がかかるんだけど、校外委員は違うらしい)

あ、あれ……?そうなの?それはすごく気が楽かも……

■平日昼間のイベントには参加できない。
 →書類仕事と委員会開催がほとんどです。委員長と副委員長には平日昼間のイベントはありません。平日昼間のイベント(親睦会とかお別れ会とか)は、普通の地区ごとの校外委員さんがやります。開催する委員会は昼間ですが、年に数回で日程も年度初めに決まっています。
 
え………そうなの?イベントの準備も平日昼間でイベント開催日も平日昼間で、地区ごとの校外委員に立候補したもののそれがきついなあと思ってたんだけど……それはなし?
委員会のために休まなきゃいけない日があらかじめわかってるのなら休めなくもないし。
 
 
■そうです!委員長か副委員長になれば、地区ごとの校外委員の仕事はやらなくていいんですよ~
ほかの校外委員とのやりとりや、PTA,学校との交渉がほとんどです。


そうなの?そういう仕事チックな方が、正直楽かも……
 
 
■事務作業が多いのでパソコンが得意な方とかいいと思いますよ~。それと今後PTAの正副永久免除なんで、お子さんが多い方は得だと思います。


パ、パソコン得意……子供、多い……


ということで、立候補しました。
立候補半分、くじ引き半分という感じでしゃんしゃんと決まりました。

今日の正副決め出欠確認用紙に書いた私の文言はどうなったかといいますと、結局はできない人に無理やり押し付けるようなことがなかったので(立候補もいたし)、そんな個人のプライバシーを暴き立てるような悲惨な場面が起こらず、淡々と終わりました。
過去にPTAの役員をやったり正副をやってる人は免除なんで、そういう人だけ確認してましたが。

振り上げたこぶしを一体どこにおろせばいいのか……

ポカーン……です。我ながら。



まああとで聞いたところによると、校外委員はPTAの一部とはいえどちょっと感じが違うそうです。学級のPTAの方の正副決めは、私が想像してた通りのかなりえげつないこともあるとのこと。
分母の数が違うのと、一度選抜されてきている人たちなので、ある程度の諦めがあるのかな?
PTAの方は、もうかなりお年を召したこわーい人とかものすごく攻撃的な人(私?)とかいるらしいです。
それを聞いて思ったのは、やっぱり仕事内容が納得しやすいからじゃないかなってのもあるのかなと思いました。
正直素人の母親がパトロールして何になるのとは思うんですが、札幌の女の子がさらわれた事件とか、車が子供に突っ込んだ事件とか聞くと、不安になってできることならなにかしたいなあとちょっとはみんな思うんじゃないかと。
結局は自己満ではあるけど、なにかせずにはおれないというか。そういう意味では母親のアロマテラピー教室を開催するよりは、まだやりがいがありますよね。
仕事の目的がしっかりしてるから、無駄な仕事はどんどん省いていけるしぶれにくい。そのせいで活動内容も必要最小限に……ある程度できてるんじゃないのかなあ。


と、まあこんなわけで。
敵対していた組織に長としてはいってしまいました。
そして怒涛の引継ぎを受けていたんですが……これがぐちゃぐちゃのめちゃめちゃのずぶずぶの最悪で。
「いつまでに」「誰が」「何を」「誰に」「どうするか」がまったくわからない!!
そしてそういう案件が5つくらい並行していて、でもとにかく入学式までに!とか始業式までに!とか4月までに!とかまでに作成しなくてはいけない資料、コピーして封筒に入れなくてはいけない資料、集めなくてはいけない情報、作らなくてはいけない名簿がたくさんある!

引継ぎ資料のあちらこちらにそれらは散在していて、宝探しよろしく必要な情報を見つけて一つにあつめて、これは結局ここで配るための資料だからじゃあ400枚刷っておいて学校側に渡さないと、いやいや去年はこれはやってないからこっちだけで……みたいに錯綜している状態でした。
それを解読して、結局これとこれとこれをやるの?そうなの?って状態に持っていくまで一か月。作業の意味がわかっていずに作るので二度手間三度手間……
営利目的でないボランティアはこうなるのかー……と唖然ボー然となりました。


それでね。
自分にあった仕事ができて、それがとても役得(正副免除)だからPTAはもういいや~……とはどうしても思えない。
だってこの組織おかしすぎるから。
でも、前は降りかかる火の粉を払う(とにかくできないことは断る)ために、いろいろ理論武装をしてケンカもする覚悟だったんですが、火の粉は多分もうかからなくなるんですよ。この一年正副を務めれば。
そしてまだ一か月ですが、正副のほかの四人のみなさんもそれぞれ事情がある中でかなり前向きだし有能だし私の都合も許していただけているし業務内容はある程度把握したので、多分それほど必死こかなくてもできるでしょう、と予測がたちます。
じゃあどうしようか。
子供一人につき一役で、高学年になると正副を選ぶ対照になるとのことでしたが、正副はもう免除になったので、カツオとワカメの時は普通に一般の委員でいいわけです。サザエのは今回の校外委員長で二年免除なんでもう卒業ですし。
まあ、だまーーーってじみーーーに適当にさぼりつつこなせば乗り切れます。

でもねええええええ……
それはどうなのって思うわけですよ。
実際今回の校外委員正副決めの時もちっこいこをつれてしんどそうに来てた人もいるしね。
私が立候補したらみんな「ありがとうございます!」とほんとに頭下げられて、ええええ?って。
このレベルの活動内容でもできないくらいいろいろ厳しいの?
それなら別にやらなくていいのに。いやそこまで言わなくてももう少し気楽にいけないのって思ったんですよね。

で、せっかく委員長になったんで、しかも三人の委員長の代表委員長というのにもなったんで、
この立場をフルに利用して変えられるところは変えたいと思います。

(1)失礼な文書の文言をやめる

これはほんと、まじ不快。
でも夫に見せたら「まあこんなもんじゃないの」ってことだったんで、私が敏感すぎるのかもしれないけどまあそれなら私が変えても問題はないでしょう。ってことで変えてます。さくさくと。
まず、わかりにくくだらだら書いてあるのを箇条書きにして、失礼な上から目線を直しました。
文書の発出先はたいてい地区ごとの校外委員さんなので、お客様に対するような文言ではなく社内通知のイメージで。へりくだりはしないけど大人同士の丁寧語をくずさず、押し付けず。
そして、これが一番したかったんですが、校外委員の活動についてあれをしてくれ、これをこうしてほしい、この会をやるので参加して、それまでに構成員のみなさんのあれを聞いてきて……みたいな、さまざまな依頼があるんですが、そういう行動において、すべて目的を明確に描くことに注意しました。
そんなんどうでもいいんだよ!とにかく何やればいいかだけちゃっちゃと教えて!という意見もあるかと思うんですが。
でも旗振りの意味もPTAの名札の意味も、ひいては校外委員の活動の目的も意味もわかってないままにやらされている人があまりにも多いわけです。
そしてこれはPTAが上から命じてる仕事ではなく、基本はみんなで協力してやっていこうね、目的は子供の安全を図るための防犯、と交通上の安全確保のためですよっていう大前提を共有するのが一番大事だと思うので。
パソコンでの資料作成は主に私が請け負ったので、ちょっと面倒でしたが仕事で慣れてるし、趣味も文字書きなんで、週末にちゃっちゃと全部作りました。
これからもいろいろ文書が出るかと思うけど、ほかの人には内緒で全部変えちゃおうと思ってます。
私が変えた文書と、変える前の文書を夫に見てもらったんだけど「どっちもいっしょじゃね?」という反応だったので、変えても大した影響はないと思います。でも私レベルで敏感な人がいたとしたら、その人の神経は和らげることができるといいなと思って。

(2)いろいろな組織や仕事の目的や関係を調べる。

うちの地域の集団登校は毎日ではないんです。毎週特定の曜日だけ、集団登校をします。
母親の旗持ちやパトロールは各班でさまざまなやり方でやってるんですが、集団登校だけは全部の班で同じ。多分学校側からの要望がそうなんじゃないかと思います。
私も最初、集団登校つきそいの役が回ってきたときに、小さい子もいるし自分の出勤準備もあるしなんじゃこれ?親がついてなくても無事学校くらい行けるよ!だいたいそうじゃないと学校にいけないくらい危険なら、特定曜日だけじゃなくて毎日親がつきそうべきじゃねーの?と思ったんですが、一年続けてみてなんとなくわかった……気がします。
自分の班(近所)にはどんな子供がいるか、覚える。
集団登校の時以外でもその子が夜遅く歩いてたりすると声をかけやすい。
子供からも、「この人、うちの近くのカツオのかあちゃんだ」と認識してもらえる。
このあたりがね、効果あるなあと思ったんですよ。つまり学校まで子供を安全に送り届けるために親のつきそいがいるんじゃなくて、子供の顔と親の顔を覚える、顔見知りになるためにこの集団登校はあるのかなって。
これが目的なのだとしたら、よくできてるなーと納得。
でも前任の校外委員の人に聞いてみたり、近所のママ友に聞いてみてもみんな「さあ?」「なんでかね」で終わるので、正解かどうかはわからないんですよね。
この辺も、教頭先生あたりにもうちょっとしたら世間話のついでに聞いてみたいなと思ってます。その前に同じ正副のほかの四人にも聞いてみよう。
それから校外委員会が年五回なのはなぜ?とかそれにあわせてある、子供の集団下校はなぜあるの?とかね。
あと、代表委員長は青少年保護委員の委員会にも呼ばれるんだって。
でも別に出ても出なくてもいいらしいんだけど。
青少年保護委員といえばあれだ。校外委員選びの時に、一緒に立候補をつのられた意味不明な団体ですね。そこのボスみたいな人も来るらしいので、できれば出席して人となりを知って知ってもらってから青少年保護委員会とはいったいどこのどんな組織で何の権限があって人を集めてるのかを聞いてみたい。
PTAの運営委員会にも出るらしいんで(これは月一回土曜日だったかな?)それとよくかぶるらしいんだけどね。


(3)校外委員正副の仕事を徹底したルーティン化にする。

多分これはできる。
仕事の目的と全体像を把握してマニュアル化すれば、毎年毎年この膨大な引継ぎをしてわけわかんないまま資料作ってばたばたすることはなくなるはず。
三月の二週目にこの資料をつくって、このメール出すときについでにこれを聞いて、この時の資料をもとにこのリストを作って……というトータルの作業がわかれば、あとは文書の年度と、その年の校外委員名をかえるだけの作業ですべてがまわるようにできるはず。
正副の仕事はこれを目標にルーティンとマニュアル化を個人的に目指そうと思ってます。


(4)次期正副選びの時に、プライバシーの読み上げの文言は削除。どうしてもできない人には配慮をした選び方をするように変えたい。

これは多分私一人の意見では無理で、ほかの四人の考えも聞かないといけないのでできるかどうかはわからないけど。
クラスの方のPTAはこれがすごいらしいんで、せめて校外委員の方だけはこれはやめたい。
具体的にはまだはっきりとは考えてないけど、出欠確認の用紙に当日欠席の人あてに
・どうしてもできない
・くじであたればやる
・誰もいなければやってもいい
・やってもいい
の選択肢を作って、一番上の人はくじも免除にしたらどうかなーと。
でもこの場合、出席してくれた人の中に一番上の人がいた場合、どうやって除けばいいのかってのがまだわからんです。みんながずらりと並んでる中で立候補の人が誰もいなくてくじとなった時、「どうしてもできないという人は挙手願います」ってやっちゃっていいかなあ。目立っちゃって挙手支度でもできない人もいるかもしれないよね。うーん……
これはもうちょっと考えます。
どっちにしても「どうしてもできない」人にやってもらっても禍根を残すだけでなんのいいこともないしね。
もちろんどっちの場合も一番上の人にできない理由は聞かないつもりです。
それに対して「ずるい」って言ってくる人がいるかもしれなくてほかの正副四人に迷惑をかけるかもしれないので、そういう人は全部私に連絡するよう言ってもらおうと思ってる。けど、そうじゃないんだよね、多分。
そうやって正面切って文句言ってきてくれる人はまだ良心的で、きっと陰でこそこそ悪口を言われて(今年の正副決めはずるい。自分の時はできなかったのにくじで当たって無理やりやらされてほんとにがんばったのに、とかね)それがいやなんだよね、多分。
もう、ほんと今年度の代表委員長(フネのこと)が横暴で、私たちも困ってるんですよ。勝手にこうしたいっていって資料も作ってきてくばっちゃってねえ……って感じで対応してもらえればいいんだけど、それもやりにくいだろうしねえ。
私はもともと地域で生きていくつもりはないし、そういうひそひそするような人とはつきあいたくないのでもう何を言われてもいいんだけどね。まあこれはもうちょっとやり方を考えます。
まだまだ先の話だし。


(4)その他
正副の責任範囲と各班の責任範囲がきっちりときまっているようで、これは私の立場で口をだしていいことかどうかわからないけど。
・旗当番と集団登校の付き添いは、就学前の子供がいる場合は免除
 →あぶないよ、ほんと。どんだけ効果があるのかわからない旗振りにちっちゃい子連れて行ってまでする必要はないと思う。うちは家の真ん前での旗振りだから、家に置いていったこともあるけど、家から遠い場所で旗振りしてる人もいるもんね。雨が降ったり嵐の時とかさ。
それでほかの人の負担が増えるっていうんなら、なぜ毎日やることにこだわるのかってとこから考え直した方がいいと思う。
毎日回すからこの人数がいる、じゃなくて、この人数で三か月に一回のノルマ(数は適当)っていうふうに変えれば、そりゃあ班によっては1週間に3回の旗振りになるところもあるだろうけど、別にいんじゃないの?だめ?
集団登校の付き添いはね、まあ朝は大変だけど同じ地区の小学生の顔を知る、知ってもらうのは結構メリットもあると思うので、やりたい人は就学前の子がいてもやればいいと思う。カツオの時に赤ちゃんのワカメを連れて行ってたんだけど、結構小学生のおねえちゃんに顔を覚えてもらえてかわいがってもらって、土日とか午後とかちょろちょろ遊んでもらえたりして、親もなんか安心だし子供も喜んで手て結構これはよかった。
でも無理してまでやることではないけどね。
旗振りや防犯パトロールの時間も、今は低学年の下校時間にできるだけあわせてくださいってことになってるけど、いつでもいいんでっていうふうにしたらどうかな。
小学生の女の子がさらわれたり襲われたりする場合ってここのところは高学年が多いし、でも低学年の場合もあるから、犯人からしてみたら「あそこはいつも早い時間に立ってる」って思われるより「いつ立ってるかわからない」方が防犯効果が高くないかなあ?
この辺は確信があるわけじゃないんで、皆さんの意見を聞きながら、最少の労力で最高の効果をあげられるといいなあと思います。
・校外委員(正副じゃない方)の選抜方法を、高学年の親から、ってのをやめる。
 
 →うちの地区は転勤族がほんっと多い。小学校五年生の子供と一緒に転勤してきた人がいきなり問答無用で地区委員をやらされるのは問題だと正直思う。
これは、なにもその人がかわいそうっていうだけじゃなくて(知り合いが増えるし早くなじめていい面とかあるだろうし)、上で私が書いた、校外委員の仕事の意義の共有、ができないんじゃないかなあと思うわけです。
旗振りの意味も、私は一年やって「これは交通安全のためじゃなくて防犯のためなのか……!」と気づいたくらいだし(でも三年やってたほかのお母さんは気づいてなかった)、集団登校の意味も最初はわからなかったわけです。
でもこういう意味がわかってから地区委員をすると、次の人にいろいろ引き継げるでしょ。
たとえば、仕事しててどうしても旗振りできない人はどうすればいいのか?っていう質問が来たとき、「これは防犯のため」いや、「これは交通安全のため」どっちなのかわかってれば対応の仕方もかわるでしょう。そういう共有されるべき目的と知識が、ぽっと入ってきていきなりやらされてるとわからないまま次年度に引き継いで行っちゃうわけで、そうなると次年度の人はこれになんの意味があるのかわらずやることになり、結果活動が形骸化するんじゃないかと思うわけです。それに「再来年は復職(就職)したいから今年やりたい」っていう低学年母がいるかもしれないし。問答無用で高学年じゃなくて、ここのPTAの在年数順とかどうかな。でもなによりそのまえにまず立候補を募るべきだよね。


まーとりあえず今はこんなところかなあ。
どうせやるならできる限りの疑問の答えは見つけたいし、自分が思う限りで改善していきたい。

活動と組織の目的を明確かし、それを構成員皆で共有。
活動において無理をしている人、悲しい思いやつらい思いをしている人をなくす。
徹底した効率化とルーティン化、マニュアル化で仕事をシンプルに。

この三つでしょうか。
さて、どうなるかわからないけれど「できる限り」頑張ります。
この「できる限り」というのは、
自分の健康>子どもの健康>義務教育をうけさせるサポート>育児>仕事>家事>PTA(同列で自分の趣味)

の優先順位での話です。
私はどーしてものめりこむと優先順位を忘れてガーッとやってしまうので、この優先順位は厳守と心に刻んでやりたいなと思います。

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