PTA見聞録です
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このブログは、小学校PTAデビューを果たした女による、一年間のPTA活動を通しての、PTAもろもろに対する発見・考察です。
これまでほとんどPTAや地域活動をしておらず、まったく染まっていない真っ白な状態からのスタート。
最近少しだけ接触したところ、いやあまあ……驚くこと驚くこと。
こんな非常識な集団は見たことがない!
それなのに構成員は皆何とも思ってない!?
誰か私のこの驚きを聞いて!!PTAはロバの耳~!!
現在のところはタイトルからもわかるように、PTAの存在にやや否定的です。
ということで、PTAにかかわりつつ驚いたことをその都度ネットで叫んできました。
だんだん知っていくにつれ、ほんっとーーーーに、
ただの愚痴
恨み節
になってきてます。
でも一番最後の結論は、なるべくしてこうなったPTAの哀しさ的な話になってしまいました。
結論としては「日本がかわらんとどーにもならんわこりゃ」ですね。
PTAの構成員自体の問題ではあるけれど、構成員(母親)の置かれた現状を考えればそうなるのは当然の帰結で、それでなんとか運用できてるのなら、異を唱える私の方が去るのが筋でしょう、っていう結論でしょうか。
しかし構成員自身は、納得して幸せだと思ってやってるわけじゃないんですよね。
言われたこと、社会のなかでこういうことを引き受けるのは母親だという【常識】から、嫌がりながらやっている。
もうそこは個人個人が考えて判断して、やる人はやる、やらない人はやらないするしかどうしようもないんでしょう。今の母親にはそういう風に自分の頭で考えるようにという自由はないのでしばらくは無理かなーと思います。
マイナス方面の感情や、差別的な用語なども満載。
特に専業主婦の方は不快になる可能性がありますので、自衛のために読まないことをおすすめします。特に途中のあたりは。
子ども三人みな小学生。(サザエ、カツオ、ワカメとします。私はフネですね)
夫は単身赴任でPTAのような継続的な営みには戦力外通告。
双方の両親はかなりの遠隔地在住。
私は正社員で働いています。
うちの校区は、公立小学校ですが高級住宅街と大企業の転勤族が8割をしめる裕福な地域です。厳しい規制があり、校区内には大型商業施設などはない完全な住居型の計画されて造成された住居専用の地域です。よって個人商店などはなく、ほぼ住宅地とマンションのみ。県道や国道も通っておらず、安全面からはかなり恵まれた地域です。
※随所に、他者やPTAについて断定的に書いたりしてあるところがありますが、当然ながらすべてフネ個人の意見であり見解です。
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■目次■
初めての接触<校外委員> #1
初めての接触<校外委員> #2
かっこわるいなあと思うこと
<校外委員>本格的な会合の前に
PTAに対する私のスタンスを考えてみた
PTA想定問答集
PTA想定問答集補足
正副決めに行ってきた!
久しぶりです
学童にも保護者会があるの!?
批判に弱い
PTAをやる前とやってる途中の考えの変化
批判に弱い~その後~
伏魔殿
伏魔殿2
報告
幼稚園のPTA
なぜこんなにPTA的なものにアレルギーがあるのか
美意識
もう一人
PTAとフェミニズム
専業主婦と兼業主婦とPTA
わかったああああ!
最初からPTAに反感っぽいものを持っていた原因
HUB
PTAの何が嫌なのか
仕事は理由になりません
迷ってます
(ほぼ)終わった……
選出会
【最終回】母親に人権は無い
【おまけ】
推進派と反対派のすれ違い
ラスボスの倒し方
ダメージ
ラスボスが倒せない場合
ちょっと感想
日本PTA全国協議会の会長
大体の結論
PTAをきちんと運営するにはどうすればいいのか
「そういう人」たちに対する考察
もしもPTAじゃなくなったらどうなるのかな?
夫は単身赴任で月一土日に帰ってくればいい方。
両祖父母は遠隔地住まい。
自分は正社員で働いてる。
子ども三人。
この時点で、「あー…こりゃ全員小学校に入るまではPTAとかそういうの無理だな」と考たわけです。
もともと頑張り屋さんでもないし、自分自身すぐ熱を出すし、地域コミュ二ティに参加していなかったので(転勤してきてそこで育児が終わるまでは住むことにした)、実行するのは楽なもんでした。
で、参加する気のないPTA委員決め(うちは役員は個別交渉で決まるらしい)に半日有給を使うのもあほらしいので、すべてブッチしてきました。
白紙の委任状を出す必要がある、くじ引きで委員になる可能性もある、免除してもらうには家庭事情を皆の前で公開して承認を得ればOKになるかも(司会進行の前年度役員が代行して読み上げる)等々、電話がかかってきて事前確認。
慣れない育児と仕事の両立で、「あーもうやっちゃってください」状態でした。
あ、ちなみに三人産んで育休をもらって、サザエが小学校入学時点で復職したわけです。
その時点でワカメは二歳、カツオは四歳。
来年度にワカメが小学校にあがります。
そうです!
ようやくみんな小学校~♪になるのです。
うちは認可保育園にははいれなかったので、幼稚園と無認可保育園の二重保育。
幼稚園の行事はさすが保育園とは違い母親の出番がたくさんあり、有休的に厳しかった……
でも、そのせいで幼稚園のバス時間に合わせて、会社の方は時短をとっていたんで、
出社は遅くてよかったんです。
さて、うちの地域にはPTAと校外委員というのがあります。
ホントはもっといろいろあったんですが、その時は知りませんでした。
PTAは、まあ皆様わかってらっしゃるとおり学校でベルマーク数えたり広報誌だしたりするアレですね。
校外委員というのは主に旗振りです。そのほかはラジオ体操とか……一般の保護者にとってはその程度のイメージ。
だいたい10世帯~20世帯くらいで一つのグループを作り、そのグループで週に一回集団登校をします。
そのグループで一人「校外委員」がいて任期は一年。
旗振りは保護者全員で分担するんですが、校外委員はそれのスケジュールを決めたり、そのほかイベントをいくつか開催して、そして夏休みの一週間朝のラジオ体操を開催したりしてます。
あと、新一年生が入った最初の一週間は、毎日集団登校に校外委員がついて学校まで送っていきます。
校外委員のキーワードは「朝」。
新学期の一週間の学校までの送りとラジオ体操。
これらは9時始業の一般の会社ではまず無理。
新学期一週間毎朝時間休をとるのも会社内でかなりの勇気がいるし、ラジオ体操も夏に一週間。
子どもたちは結構だらだらと公園に居座り、校外委員の人達が「帰りなさーい」とやってるのを、ワカメの園バス送りの時によく見ました。
PTAの他の仕事と違って朝に時間をとられる校外委員。
ちょうど今、私はずっとワカメの園バスの時間のため朝は遅い出勤の勤務時間です。
さらにワカメがちゃんと小学校に行けるか気がきじゃない。ついていって様子を見らるのはありがたい。
今でしょ!
ってことで、来年度、校外委員をやりたいなーと思っていたんです。
しかし校外委員の選抜方法がわからない。
PTAと違って校外委員はこの四年間一度も声がかかったことがなく、選出方法がまったくわかりませんでした。現在の校外委員の人も昨年引っ越してきたばかりの人で、良く知らない人です。
メールで聞いてみようかと、去年の秋ごろポチポチしたんですが、途中で電話かかってきたり子供がぎゃーすか言ってきたりして、途中のままになっていました。
そしたら……キターーー!
あちらからお誘いが!
「1月○日(金曜日)19時から△△にお集まりください。これまでやったことのない方々から時期校外委員と青少年保護委員を選びます」
うちの集団登校グループは20人くらい。
わざわざ夜にみんなが集合しなくても私が立候補します~とこちらから今年の校外委員さんに連絡しました。
結果は……
・校外委員以外にも青少年保護委員も選ばないといけない。
・校外委員はうちのグループから一人でいいが、青少年保護委員の方はグループ全部(斑。うちみたいなグループが10グループぐらい集まったもの)の中から選ばなくてはいけない。
・選抜方法はよくわからない。
・とりあえず指示された通りの時間と場所に行ってほしい。
というものでした。
あれ?
立候補したらシャンシャンで決まると思ったのにそうじゃないの?
どういう仕組みになってるの?
色々聞いたのですが、引っ越してきて一年で突然校外委員をやるように言われたのでよくわからないとのことでした。
んん?
PTAはお断りしてきたけど校外委員は4年間一度もお誘いはなかったのに、引っ越してきてすぐの人がいきなり校外委員?
それに、その青少年ウンチャラってのはナニ?PTA?校外委員?なんの団体?
クエスチョンマークいっぱいなんですが、聞くところもなく、とりあえす指定された場所に行ってみることにしました。
この時点でもうかなり……なんというのかロバの耳だなあと思います。
団体の目的、活動内容、資金の流れ、会員の仕事、会員の選抜方法、退会方法、入会の意思確認……このへんがなーーーーーんにもなくて、いきなり「委員やって」。
任期も、一年に何回有休とらなきゃいけないかも、土日一日家をあけるような仕事があるのかも、その仕事が無理の場合どうなるのかも、何の説明もない。
これで「委員やって」って……それってどうなの。
立候補して、はい、じゃああなたの仕事はこれとこれやってね、わかりました~では!
という流れを想像していたけれど、どうやらものすごーくいろんなものがこう……フワッとしてる感じ。
長くなってしまったので、実際の接触については#2で!
さて。
仕事終わって急いで夕飯作って食べさせて、片づけて……ってのはまっぴらごめんだったので、
さくっと近所のコンビニで夕飯を買って子どもと一緒に食べます。
おでんはゆずこしょうですよね~!
そしてサザエ(小4)に、「火は使うな、人が訪ねてきても絶対開けるな、電話もでるな、夜の8時になったら風呂をいれて皆で入れ、9時になっても帰ってこなかったら勝手に寝なさい」と言いつけて夜の7時5分前に家をでました。
サザエは結構なビビりで、昼間に子供だけで家にいるのは半日くらいなら平気なんですが、夜は初めてで、かなり緊張してました。
そして7時二分前に集会所に到着。
……誰もいない。
委員を選ぶ側––––––去年の地区委員の皆様もいない。(イラ1)
まあね、別に仕事じゃないし時間厳守とか別にいいか。と思っていたら去年の校外委員の人が平謝りでやってきました。
全部で去年の校外委員が10人くらいかな。そして今年度選ばなくてはいけないのは
・うちのグループから校外委員一人
・全部のグループ(斑)青少年保護委員三人
選ばれる対象の、今夜呼ばれた人は7人くらい、だった気がします。
ここで私はまたもやさくっと
「あ、私校外委員やります。青少年保護委員は残りの人で決めてください。先に帰ります~」と五分で帰ろうと思っていたんですが……
人が来ない。(イラ2)
呼ばれた人の中の一人がこない、もう一人は風邪との連絡があった、でもあの人は…?とかいうのを去年の校外委員さんたちが部屋の隅でごしょごしょごしょごしょずーーーーーーっとやってる。(イラ3)
そして呼ばれた候補者の方も、一つのイケイケ風のママグループ4人ぐらいが固まってコショコショしてる。(イラ4)
ってなわけで結局、会が始まったのは7時20分でした。
この時点でせっかちな私はかなりイラ5。段取り悪すぎるでしょ。
そして会が始まれば、当然司会進行の人から何か説明があるのだと当然思っていた私の考えは真っ二つに一刀両断されるのでした。
な、なんの説明もねええええええええ!
校外委員の一年のスケジュールとかそれぞれの行事の目的とか、そもそもの活動の意味とか
なーーーーんにも!
何をやってたのかというと……
去年の校外委員さんと、今年呼ばれた候補者(私含む)は、当然顔見知りの人もいるんですよ。私はボッチなんで知ってる人はほとんどいなかったんですが。
で、候補者の中の誰かが、去年の校外委員さんに隅っこでコショコショと仕事内容を聞いて、去年の校外委員さんがコショコショとそれにこたえる。(イラ6)
反対側では別の候補者の誰かが、別の去年の校外委員さんに相談してる……という、私限定でかなり不毛な時間。(イラ7)
まあボッチの人は4人くらいいて、みなぽつーんとしてましたが。
しばらくすると、今、青少年保護委員の人に説明に来てもらえるよう連絡してるからちょっと待ってくれと。
また待つことしばし。(イライラMAX)
この、青少年保護委員の人は、初めて全体に対してクリアーに仕事内容を説明してくれました。
そういう活動をしてる人もいたのねええええええ!と初めて筋道だった説明を聞けて、感激。
しかし、やっぱりこの人も、なんというか組織の末端の人で、
「運営母体はどこなのか」「今年三人選べという指令はどこからでているのか」「その仕事内容には何の意味があるのか」「そもそもそんな団体に入った覚えはないんだけど?」ということはわからないようでした。
「最後に、目的も資金の流れも説明のない怪しい団体に参加したくないので、と今回の委員決めを断ったらどうなりますか?」と青少年保護委員の人に聞いてみました。
その人は(明るくてとってもいい人でした)困った顔をして「他の方にお願いするしか……」
「親がその青少年保護委員に参加しないと、子供にどんな不利益があるんですか?」
その人はまた困った顔をして「特にお子さんに直接不利益はないとは思いますが、他の我慢して委員をやられたお母様方から……」
と言葉をにごされましたが、要はここはムラ社会だぞ!と。みんなが我慢してやってる嫌な仕事を、正論やそもそも論を振りかざして逃れるようなやつは、まあ法律ではしばれないから逃れられるだろうけど、ムラ八分だぞ、と。そういうことでしょう。
その方はそんな脅すような言い方はされておらず、私も当然この状況で私だけ抜けたら、他のお母様方は「何あいつ」と思うだろうと思います。
まあこれ以上聞いても仕方がないので、とりあえずどうやら市か県が補助金をだしてる団体らしいということが分かった時点で質問を切り上げます。
そしてこのときに思った再びロバの耳。
これは私がロバの耳なのかな?(異質物という意味で)
みんなどんな組織かわかってるの?わかってないよね?わかってないのに疑問はないの?
なんか活動させられるっていうのに、その団体がへんな宗教団体にかかわってないかとかひょっとしたら特定の政治家の資金源になってたりとかなんかそーゆー、あとでわかった時に実は悪いことしてましたとかなったら嫌じゃない?
貴重な時間をつかって活動させられるんなら、せめて自分はなんのために活動しててそれにどんな効果があるのかぐらい知りたくない?っていうかそもそも、せめて参加するなら自分が活動内容に納得できる組織で活動したいよ。どうせこれもボランティアなんでしょ?そいうのって知りたくないの?……知りたくないんだ……そーか、すいません。無駄な時間を私の質問で使っちゃって。どうでもいいよねー。
そして、散々いろいろ聞いていざ「あの……どなたかやっていただけませんか」と、去年の校外委員さんは恐る恐る聞かれました。
ようやく……と思いながら「校外委員やります」とさくっ立候補。
青少年保護委員の方も、立候補でサクサク決まります。こっちは任期二年でこれをやっているあいだはPTA委員は免除なんですって。つまり今四年生のお母さんでPTAをやってない人にとっては、青少年保護委員をやればPTAやらずに小学校をどうどうと卒業できるわけ。
みなさん当初、他のお母様方からのうわさで、平日夕方から夜にかけての活動が多いと聞いていたようですが、わざわざ説明に来ていただいた方のおかげで、それは嘘っぱちだとわかりました。
二か月に一回くらい土曜の午前に、この集会所で会合がある程度らしいです。
こう感じで、最初の接触は終了しました。
終了後の感想は、「やっぱりよくわからない」。
校外委員になったはいいが、次の会合はいつなんだ?平日昼間なんだろうから有休をとらないといけないんだけど、一週間前に通知とかだともう会議がはいっちゃったりしてて難しいから、できれば一か月前かせめて二週間前には教えてほしい……
それに私はもともとボッチなので事前情報なんて仕入れていなくて、今日の会合で聞けばいいやと思っていたんですが、他のお母さんはママ友ネットワークで情報をいろいろ仕入れていたみたいです。会の前に「……だってよ!」「……とか……とかやらないといけないんだって」とかいろいろしゃべってるのが聞こえてきたんで。
でもぜーんぶ間違ってました。
言いたいのはつまり、しなくてはいけない仕事を強制的に割り振られる割に、その仕事内容を正確に理解している人は少なく、みなあやふやな情報で被害妄想や誇大妄想に陥っているということでした。
聞いてみたら「あ、それならなんとかなるかな……」的な感じだったんですが、それを当日直前に口頭で説明されてその場で決めろっつーのはどうなの……
そしてこれは、どうも私だけの変な考えみたいですが、組織の運営母体やら本来の目的やらの説明が欲しい。
自分はどんな組織に加わってその組織はどっちの方角を向いてるのか知りたいんです。
その仕事はどんな需要があって発生して、なぜ「しなくてはいけないのか」、「しないとどういう影響があるのか」も知りたい。
これってそんなに非常識な考えなんでしょうか?
私は当然だとおもっていたし、会社での会社員や、社会での消費者の場合でも当然の考えだと今も思います。
実際PTAや地区委員もそういう説明責任を果たすべき!と言ってるわけではなく(本来なら果たすべきだと思いますが一般人のボランティア団体で単年度交代ではそうもいかない場合も多々あるでしょう)、疑問にすら思わない(らしい)構成員のお母様方にハテナ?です。
でもそういう人達だって、社会の消費者の時はちゃーんと免責事項やら保証書やらを読んで企業と対応してますよね?子どもの習い事だって、教室に問い合わせていろいろ確認してから入会するでしょう?
お金を払ってないから(損してないから)そこまでシビアじゃないのかなあ。でも労働力と時間はとられるよね。専業主婦だからそこらへんはそこまで腹が立たないの?
なんというか「自分の頭で考えて」「自分の意思で行動する」というのを放棄しているように見えて、かなりのカルチャーショックでした。
多分、こんな地域活動みたいなので「自分の考え」なんてどーでもいいのよ、波風立てずに適当に楽に済ませりゃいいの!いちいち意義なんて考えて真面目ねえ!という考えなんでしょうが、それってまずくない?
知らないうちにいじめ的なものに加担してたり、沈みゆく船に乗ったままだったり。
日本ではよくあるよね。戦時中の全体主義とかさ。
なんだか話が大きくなりましたが、もうちょっと他のお母様方を観察して(嫌な奴)、今日見た事なかれ主義の人以外の人達(かならずいるはず!)を探してみたいと思います。
これは私の勝手な好みなんですが、事なかれ主義の人達って挨拶して当たり障りのない話をするには話しやすくていいんだけど、突っ込んだ話ができなくてつまらない人が多い……
可もなく不可もなく人のいいやさしい、いいお母さん。
私はこういう人達が大勢を占める地域社会に閉じ込められるのが嫌で、仕事をつづけたんだっけ、と思い出した夜でした。
※ちなみに校外委員の運営母体はPTAだそうです。
委員選抜基準は「まず小学六年生の子供の親」いなければ「小学五年生」いなければ……と
なるようです。去年の方は引っ越してきた時点で最高学年のお子さんがいたのでわけもわからず「やって」となったよう。ひでえwwww
そして家庭数で選ぶようですね。
※青少年保護委員の運営母体は、わからん!
ネットでかなり調べたんですが、大本は市役所に同名の課がありそこらしい……?
予算がありえないほど降りていて、でも決算報告はネットにはなかったです。
活動内容も、パトロールしてマースとかまあまあ口当たりのいい毒にも薬にもならんかんじ。
イイコトはしてるとおもうんですよ、末端のなにもしらない保護者達は。
でも上の方では何か悪いことは必ずしてるようなにおいがする組織ですね。
調べても調べても責任の所在があいまいで、誰に聞けばいいのかわからず、たくさんの税金がなぜかつぎこまれているのに、その使途がわからない……あー!!市役所の定年前のえらいさんとかよだれがでそー!!とかね!
市民に思われたくないんならちゃんと情報公開してよ!
とりあえず聞きたい事をまとめて市役所の該当課に電話で聞いてみようと思います。
村八分はいやなので、発番非表示の「184」でね!
でも平日9時5時しか電話受付してねーの!仕事中だよおお!
※その後電話していろいろ聞きました。
中学校校区ごとにある団体で、うちの市すべての中学校校区に、とある年度に一斉にできたので行政からの指導があったみたいですね、つくってくれと。
で、活動財源は、市からの補助金です。
一つの中学校校区に25万円ほど。
で、うちの中学校校区のなかには、三つの青少年保護委員会があるので(小学校校区ごとにあるようです)、一つ7万から8万の財源ですね。
小学校の夏祭りの出店や、会議の時のお茶とお菓子とか、中学校祭りの費用に使っているようです。
この辺を電話で詳しく聞いて(対応してくれた人はしっかりした人でした。教育委員会が各中学校区の青少年保護委員会のとりまとめ事務局をしているとのことで、教育委員会の人が対応してくれました)、電話を切って。
で、2か月後くらいにまたホームページをみたら、今度はビシッと整理されていました。
会計報告がアップされて、会の成り立ちとか変遷とかがかいてあり、全体像がわかりやすくなってました。
電話で、善良な市民を装って、
「ああ、教育委員さんの組織なんですね……よかった。突然夜に呼び出されて委員をやってくれないかって言われて何の説明もないし、どこが運営していて資金源何かって聞いてもみなさん答えられないようだったんで、どこかの政治団体化宗教団体だと思ってお断りしちゃったんです。
悪いことしちゃいましたね……。でも聞いたことの無い組織だったし、今アムウェイとかのお友達商法とかあるし……すいませんでした」
とやったからかなー。
他にも質問があったのかもしれないですが、実は電話して結構すぐに、子どもが「青少年保護委員会とは」っていう、これまで見たこともない用紙を持ち帰ってきたんですよね。
ホームページほど明確にはかいてないですけど、一応健全な組織ですよーっていうのがざっくり書いてあるやつです。たぶん教育委員会が配布するように、各校区の青少年保護委員会に指導したんじゃないのかなって思います。
この件、そう思うのは、うちの行政はものすごーーーーーーーーく話が分かるからなんです。
対応も早いしとても誠実。
PTAとはえらい違い。
学校の先生方も、まっとうな考えをお持ちで、PTAをやって「ほほう」と思う意見をたくさん先生方からいただきました。研修とか受けてるんでしょうね。
人権や義務教育の公平性にもとてもクリアな考えをお持ちで、正直うちのブラックPTAの活動は有難迷惑だろうなって思いましたw
自分でもよくわからないのですが、お母様同士のネットワークで委員や役員の活動内容を事前に入手して、自分的に一番楽な委員に立候補するのがかっこ悪いなあと思います。
しかし、実際文章にしてみて思ったけど、これって別に普通だよね。
でもなんか……なんでだろう?
委員決めの時に委任状をだして欠席とすると、事前に今季のPTAの人から電話がかかってきます。
くじ引きの頭数になるかもよ、とか、決定事項について委任でいいですか、とか。
しかしそれも無茶じゃねーのと思うわけですよ。
月何回、年何回有休とる必要があるのか、土日一日家を空ける必要があるイベントはあるのか、家でこなせる仕事はあるのか……その辺が具体的にわからないと、たとえくじ引きであたったとしてもできるかどうかわからないんじゃないの?
そういうことを、かかってきた電話で聞いてみたこともあります。サザエが低学年の時にね。
その時の返事も、「私は、今季やった自分の委員の活動内容しかわからないので……お友達のお母さんとかに聞いてみた方がいろいろわかると思いますよ」
これって「ん?」って思わないですか?
普通の組織……というか活動してる団体において、そういうのを説明している資料はないの?
しかもPTA本来の人からではなく他の人達からの口伝?ですか??
どこの伝統芸能ですか!?
そういうことに対して説明できるようなものがどこかにまとめられ、公開されてないの?
あやふやな噂や人的ネットワークに頼ってそれを流布とか……
まあでも、だいたいわかってきたけど、無駄に人数多くとってるからたぶん大丈夫で、さらに今季PTAの人は来季この人がちゃんと仕事ができるかどうかなんてどうでもよくて、とにかく「次の委員を決める」という自分の仕事を終了させたいだけなんだよね。
まあそれもわかる。
そして実際に集まったメンバーで、どういう風に仕事の割り振りをするかを決めるからその時に集まったメンバーによるってことらしい。
たとえそうでも、去年度の○○委員の年間スケジュールと委員たちの活動内容ぐらいは……ないの?
自分がPTAになって、どの委員をやるかって考えたときにそういうのが欲しいなあと思った人はいないの?なんでないのか不思議に思った人もいないのかなあ。
会社や学校、習い事あたりでは当然のようにその辺はあるよねえ。
委員に決まった後は引き継ぎとしてそのあたりの資料がもらえるかもしれないけど、ふつうはどの委員をやるか決めるときに欲しい情報だよね?
そのあたりの情報を、他のお母様方からの噂でゲットしてるんだと思うけど、上にも書いたけどそれって信憑性どうなの。そして組織としてもどうなの。
そしてねー、そういう情報をあらゆる人から入手して少しでも楽な委員を少しでも楽な時期にやりたいと必死になってる姿がね……美しくないなあと思うわけです。かっこ悪いなあと。
なんで美しくないと思うか。
それについてはよくわからないんですが。
かといって、じゃあ出たとこ勝負で自分のライフスタイルのなかでできるかどうかわからない仕事でも立候補するべきとは思ってないです。
だからやっぱり「ボランティア」本来の意味から逸脱していることに、違和感を覚えているのかな。
建て前的には、子供のためにできることをできるときにっていうスローガンなわけじゃないですか。それに則した形で、さらにその委員の活動内容と自分の能力(パソコンつかえるとか、カメラ好きとか)と、時期(町内会の委員と被るから来年にしようとか)をかんがみて立候補すればいいんだと思うんですよ。
なのに、とにかく楽なものを、という目的で委員に立候補っていうその心根がなんか……貧しいなあと。
これって、大学受験において「行きたい大学」ではなく「行ける中で一番いい大学」を選ぶのと似てるかな?本当は行きたい大学を選ぶべきなのはわかるけど、現実はそうもいかないよね、ってのも似てるような。
でも大学受験とPTAでは真剣度とか目的も違うからね。大学受験はボランティアじゃないし。
やっぱりアレだ。たぶんそういう、私が「美しくないなあ」と思う行動をとる他のお母様方は、PTAをボランティアだと思ってなくて義務だと思ってるんだろうね。
誰から課せられた義務なのか、ってところを考えない思考停止が、やっぱり美しくないなあと私は思います。
調べていくと誰からも課せられてない。義務ですらない。
この下三行についてだけでもすべてのお母様方が認識するだけで、PTAのいろんな問題は変わると思います。
校外委員の大きなグループの中での正副決めの会議があるので出席するよう、出欠用紙が来ました。
ちょうど授業参観の後で、仕事も半休とっているのででられます。
PTAや校外委員の活動ははじめてなので、最初はおとなしく言うことを聞いて、辞める直前に意見をいいまくって変えられるところは変えようと思っていた……のですが。
がまんができなかった。
会議の出欠用紙とその内容がねー……
唖然。。。。
これが普通なのか?
まず文章がかなり高圧的で、それだけでも「は?あんた何様?」って感じ。
まあそれはいいや。
そして出欠用紙には
1.出席する
2.欠席する
3.欠席の理由
4.正副がどうしてもできない場合は免除理由
が書いてあり、4.についてはその理由を会議で読み上げ承認かどうかみんなに判断してもらう、と……
ちなみに会議場所は小体育館というほどのかなりの広いスペースです。ってことは出席人数もおおいんでしょう。
そこで読み上げる?はあああああ?
……いやいや、おとなしくおとなしく……とぐっと我慢して、私は1.出席するにまるをつけ封筒にいれ、サザエの連絡袋にINしました。
しかし。
もやもやがとれない。
自分のを読み上げられるのももちろん嫌だけど(私は免除申請はしていませんが)、人の免除申請を聞くのだっていやだよ!そしてそれをえらそーに「承認」とか「非承認」とかできるようなものなどありません。
日々だらだらと生きてるなまけものの小心者で、人様の免除理由をきいても公正に判断なぞできるわけがない。金持ちで余裕ありそうでお手伝いさんもいそうなひとが免除申請してきたら、「できんだろ、てめーは!」と思うくらいちっさい人間ですよ。
そんな個人的な感情で承認とか非承認とか決めて言い訳?みんな決めてんの?
すごいねー!!(皮肉)ご立派なんだね!!
そしてそんなことを疑問にも思ってない風にこういう用紙をくばり、「おまえもこういう卑劣なことをしている仲間になれ」と平気で言ってくる地区委員たちの態度に唖然茫然。
いや、わかります。こういう用紙を配った方々はみないい人なんです。いい母親でやさしい人達。
でも何も考えてない。
考えてたらこんな紙、配れないと思う。
考えずに去年と同じ用紙の日付だけ変えて配ってるんだと思う。
その思考停止がうんざりで、その仲間になりたくないとつよーく思いました。
そこで、とりあえずサザエに相談。
免除申請を人前で読み上げることについてどう思う?→ヒドイ。いじめみたい
お母さん、はじめてのPTAとか地区委員デビューなんだけどあばれていい?→いいと思う。
おっしゃ!
ちなみにサザエはねー、どうして私からこんな……なんというか委員長タイプが生まれたのかと驚くくらいまっすぐなイイコ。
クラス委員も立候補が誰もなかったからと自ら立候補して、頑張ってクラスをまとめてた。
任期終わった結論は、「先生の小間使いと生徒たちから文句言われるだけの役だった。もうやらない」
うんうん。その結論でも全然いいよ。お母さんも同意だから。
でもその結論を自分の経験から導き出したところがすごいと思う。まだ10年生きてるか生きてないかで。そういう苦労をなにもしないで逃げ回って成長する人が多い中で、お前は偉いよ。
っていう子なんです、サザエは。
サザエの了承ももらったし!
あと、体感として高学年になると親のしたことが子供の人間関係にかかわってくることは少ないとおもうので、暴れることにしました。
蛇足ですが、PTAとかこういう組織で異を唱えない人たちの声に、自分や子供が白い目で見られるというのがあるんですが、確かにそれはわかる。
ホントに心配です。でも、子供はたくましい。たとえ親のせいで自分が白い眼で見られたとしても親子の信頼関係さえちゃんとしていれば育つと思う。
自分も高校、大学、会社と地域を出て言ったタイプなんで、勉強さえちゃんとさせておけばそういう白い眼で見るような地域からは子供はすぐに抜け出せます。
たとえ抜け出せなくても、子供同士はそんなのを気にしません。逆に親がしたことのせいで子供に友達ができないようなことがああれば、それはその子供に友達を作る力が弱いんだと思います。そうなったらPTAに従って我慢して活動しているよりも、その時間を子供のことに使った方がいいと思う。正直友達はすべてじゃない。本人が興味あることに親の全時間をつかってでも協力してあげればいいんじゃないかなと。
だいたい「親にだめっていわれたからサザエちゃんとは遊ばない」なんていう友達、いらないでしょ?そういうことを自分の子供に言う親だってどうかと思うしね。
結局はね、自分が白い目で見られたくないんですよ。
私はこれに気づいてからすごーくすっきりしました。
自己保身です。
私は、この地域に骨をうずめる気もないし、仕事もしているので白い眼で見られても開き直れる条件がある程度そろっています。気も強いしね。
だから、あえてあばれることにしました。
と、いってもやったのはすごーく小さなことですw
提出する出欠届けに、
1.出席する
に○を付けたうえで、上記のようなことを書きました。
免除理由(他人のプライバシー)を聞きたくないのでそういう人に配慮してほしい、というところはどうなるかなーと楽しみにしています。まあスルーかもしれませんが。
どうなるのかなー。
小さな暴れですが、反応がたのしみではあります。