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PTAの耳はロバの耳~!

PTA見聞録です

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母親に人権はない


ようやく終わりました。
ながながと愚痴やら偉そうな講釈やら批判やらのブログにおつきあいいただいてありがとうございます。

このまま特になにもないまま終了かなーと思っていたんですが、最後にちょっといろんなPTA会員と話す機会があり、これまでの印象が一変しました。
それが上記のタイトルになります。

【1】
PTAがこんなにひどい組織なのは、一部のチュプや自治厨のせいだけじゃなかったんですね。
もちろんそういう人もいます。普通の社会と同じです。
でもPTAのような規約もあり人数も多いある程度きちんとしなくてはいけない組織では、【普通は】そういう人の意見は採用されずに、常識的な運営になるはずなんです。
ところがPTAではそうならない。
それはなぜか?
めんどくさいのと興味がないのと、大勢に逆らえない人が多いんだよねたぶん。
それはPTAが義務教育の一部組織のような印象があって、言われたことをやるのみという思考回路になっちゃってるからなんじゃないかな。
→と、思っていたんですが、結論が大きく変わりました。


【2】
あと、うちの行政の義務教育は、すごくいいなーと思ってるんです。
子どもが三人いるんで何度も授業参観にいくんですが、結構道徳の授業の場合が多いんですよね。
・人の違いを受け入れること
・相手を尊重する事
を、丁寧に教えてくれていました。
集団のために個人が存在するという私の時代の義務教育から、大きく舵を切ったんだなという印象で、今後グローバル化していく中で必ず必要になる概念だと思います。
しかし!
それを教わった子が帰ったおうちでは、母親がPTAのやり方で人権無視をしているわけです。
そりゃーあかんやろと。
未来を育てる母親たちがつくる組織であるPTAこそ、人権に敏感すぎるほど敏感で、子どもに見せても恥ずかしくない組織にしましょうよと、思うわけです。
さもないと、夫は会社で人権学習をして子どもは小学校で人権について勉強して、母親は子どもが巣立ったら誰にも相手されない老害になっちゃいますよって思うんです。
なんか家族で話し合ってる時も「あーもう母さんの意見はいいよ(参考にならないし非常識だから)」で相手にされなくなるんじゃない?
だからまずPTAで変わりましょうよ!
→と思っていたんですが、PTAが変わることは、その構成員であるお母さんたちのアイデンティティを揺らがせることになるかもしれんと思い、老兵は黙って去ろうといううふうにかわりました。
※うちの裕福な校区限定の話です。

【3】
そもそもみんな、免除してもらうにはプライバシーを自分で説明して承認とれとかというのはかわいそうだと思わない?
推薦者がだれだか教えられないまま、互選会に必ず必須とかいじめに近いと思わない?
休む時の代理人は自分でさがせとか、活動が難しくなった時は自分でなんとかしろってひどくない?
義務は組織として課してるくせに、責任は個人でとれってひどいと思わない?
思ってるけど、言えない人面倒な人がほとんどなんだよね。
でも声に出して言おうよ~言わないままだと、子どものいじめの傍観者と同じだよ

→私がかんじてるほどまではひどいとは思ってないんだなとわかりました。




………だいたいこんなかんじでしょうか。
今年度、こういう話を仲良くなった人達にしていっても、皆さん反応が鈍いw
「そうだよねえ」といいつついざ変えようとなると血相変えて「前年度通り」
法律や条例を出すと「むずかしくてわからない」「訴える人なんていない」
数値的な根拠資料をだすと「感情の問題」「あたたかみがない」

基本理解はしてくれるんですが、いざかえようとすると反対するんですよね。
そういう、いわゆる人権的に正しい、法律的に正しい、論理的に正しい、のと、実際の現実のこのPTAの運営は全く違う的な感じです。
それはそれ、これはこれみたいな。
そういうのは別世界であるかもだけど、ここに適用する事なんて考えたことがない、みたいな…ね。

その辺が私にはよくわからなくて、意志がないのかなあ?とかいろいろ推測していたんですが、なんとなくわかった気がします。

自分たちがそういう扱いを受けたことがない


んじゃないかなと。


最後の一か月、校外活動の変化に対して批判的なお母さんたちと結構な人数とお話しました。
対組織の会議というかんじではなく、個人的に。
1対1とか立ち話とかそんな風に。
そうなると、ご自身の旦那さんの愚痴がまずくるわけですよ。そのあとに日常の話とかね。
そういうのをきいているうちに悩み相談みたいな感じになってきて、いろんなお話を聞けました。

PTAで狭量な人は、家庭や義理の実家から狭量な扱いをうけており、
PTAで他者を尊重しない人は、自分も家庭やパート先から尊重された扱いを受けておらず、
子どものために!をふりかざして無茶な活動を押し付けてくる人は、ご自身も子どものためにと言われていろんなことを我慢させられてきている人でした。


そこから感じた結論が、

日本では母親には人権は無い


母親になった途端に、「お母さんなら」「母親でしょ」「ママとして」という圧倒的な押しつけが社会から降りかかってきます。
赤ちゃんが自分で脱いだ靴下でさえ、通りすがりのばーちゃんから批判されたりしてね「母親なのに気づかないなんて!赤ちゃん寒かったでちゅねー!よちよち」とか言われるわけです。
いえ、私、トイレ行きたくて行きたくてしょうがなくて、靴下なら予備があるし……とでも言おうものなら、母親なのに!そんなのあなたの個人的な事情でしょ!赤ちゃんにはそんなの関係ないの!母親ならそれぐらい事前に考えて調整しておきなさい!みたいな社会の目があるわけです。
最近も子どもを飛行機に乗せる、新幹線に載せる、ベビーカーで通勤電車等、いろんな論争がありましたよね。

子どもを産むと、山田花子という個人はいなくなるわけです。
赤ちゃんのお母さん、山田さんの奥さん。です。赤ちゃんが大きくなると○○ちゃんママとなり、山田さんの奥さんとしての意見や○○ちゃんママとしての友達はできますが、山田花子という個人の考えを聞きたいと言ってくる人はほぼいなくなります。
社会的には山田花子はどうでもいいわけですね。それよりは、山田さんの奥さん、○○ちゃんママとしての社会的役割を必死でこなすようにと言われます。

人権って個人に発生するもので、社会的な役割には発生しないよね。

だからこそ、お母さんになると、「あなたの考えを教えてください」と目を見て考えや意志をきかれることはなくなるんです。
「あなたのご都合はいかがですか?」というのもなくなります。奥さん、ママとしての都合はありますが。

そしてそういう扱いに慣れていきそういう社会しか知らない人たちが集まってPTA活動をすると、当然ながら他のお母さんたちにもそういう扱いしかできないでしょ。
だって知らないんだから。
いろんな人の都合をいちいちきいて考えてもらったことなんてないです。
検診やら予防接種やら、全部行政の都合にこっちがあわせないといけません。
行政以外でも専業主婦を軽く見たり、女子供の意見として一派ひとからげにして尊重しない風潮があります。
じゃあ自分たちで運営するPTAでも当然、いちいち家庭の事情なんて聴く必要ないって思いますよね。
「子どものために」自分のしたかった趣味は全部あきらめざるをえなくなります。
子どもが小さいときはほとんど全部のお母さんがそうなります。趣味をやめて2,3年したら、もう趣味に対する興味もなくすでしょう。
そして何に対しても特に興味がなく、子どもが育って手が空いた時間にすることと言えば、主婦同士で噂話をするかワイドショーを見るぐらいしかなくなってしまうんですよね。
もちろん、手がすいたら元の趣味に戻る人も新しく自分の趣味を始める人もいると思います。でも普通はなかなかそうはいかないです。
私は自分個人の趣味がありますが、やっぱり社会の目は厳しいですね。
子どもがいることを公開して同じ趣味をしている人は、影で子どもほったらかしてよくやるわと言われていることもあります。(もちろんそんなひとばかりじゃないですよ)。
子どもが三人もいる私が公開したらどうなるかと思い、私は個人的な話は信頼できる友人以外とは一切していないです。
それに私の実母からのプレッシャーもあります。そんなことやらないで、今は子どもにあなたの時間の全てを使ってあげなさい、という感じで。
しかし、ここがまたダブルスタンダードなんですが、その趣味でかなりの金を稼げるようになると、実母の態度は変わりました。
仕事もして趣味でもそんなお金を稼げるなんてすごいわね、と。
あからさまに「そんな趣味はくだらないからやめなさい」とか「母親なんだから今は母親の仕事だけをしていなさい」とは言わなくなりました。
その金で家族5人をヨーロッパ海外旅行に連れて行ったら、もう口出しはゼロ。
この辺りが、専業主婦の方々のもつモヤモヤ(社会からの目。自分の勝手なコンプレックス)に関係していると思います。
つまり、金をかせぐことはえらいことだという価値観ですね。



旅行が趣味って人で、幼稚園を休ませてまで子どもと二人で旅行ばかりしているお母さん。
こどもをおいてライブに自分だけ行くお母さん。
どれもこれも社会では批判の対象です。

「こどものために」やりたいことをあきらめるのは、母親として当然なんです。
私も実際年配の方に言われたことがあります。
最近の若い母親は、子どもを産んでも自分のやりたいことをあきらめない。だから問題児童が増えるんだ。子どもを産むのなら自分の人生すべてを子どもにささげるつもりで産むべきだと。

そういう価値観は確かにあります。
年配の方だけでなく、家庭の旦那さんやお母さん自身にもあります。
子どもができたら妻に仕事はやめてほしい。やっぱり子どものそばにいてあげてほしいという旦那さんはとても多いです。
結婚した相手のこの望みをかなえてあげたいと思うのは、まあ普通ですよね。
労働条件がとても良ければ別ですが、髪を振り乱して家事育児仕事をしないとこなせないのが現代日本のワーキングマザーですし。


そうなると、「こどものために」仕事を休ませてでもPTA活動に出るのは当然、どんなにきつい活動でもやすまずやるのは当然と言う風になるんでしょう。

つまりは虐待が連鎖するのと同じなんだなというのが、私の結論です。

■なぜPTAは他の会員を大人として尊重した扱いができないのか。
→自分が社会からそういう扱いをうけたことがないから、そういう扱いがどういうものかわからない。

■なぜPTAは法律を守らないのか
→家庭内でのむちゃな要求や、義理実家からの不条理な要求には法律なんて役に立たないから、自分とは別世界の話だと思っている。

■なぜそんなに心が狭い運営の仕方なのか
→自分も社会から「母親として」個人をおしころさざるをえない狭量な扱いをされている


こういう土壌が、PTA活動に参加している母親たちの根底に共通認識として横たわってるんだと思います。
常識的な人たち、紛れ込んだチュプや自治厨。
でもみんな共通してこの土壌を持ってる。
だから、いろいろな人がいたとしてもPTAの運営自体は、結局はこういう風なものにもどっていくんでしょう。

私は幸いにして夫とも大学の同級生だし、かなりでかい会社の正社員でこういう扱いを受けたことがなかったので、はじめてPTAでこういう扱いをされて相当驚いたんですね、たぶん。
で、社会常識(男性の社会常識です)から照らし合わせて、あまりにも非人道的で人を尊重してないよね!?と言ってきたんですが、まわりのお母さんたちはうなずくもののピンと来てない感じがようやくわかりました。
ピンと来てる人もいるんでしょうが、少数でPTAのノルマをこなしたらすぐに去っていくんでしょう。今の私みたいに。

でもね、私が「その土壌はおかしい!」と言ってそれをPTAに認めさせたとしたら。
そうしたら彼女たちの立つ瀬がありません。
そんなおかしな扱いをこれまで社会から受け続けてきて、これからも受けていくわけです。
これまではその扱いがおかしいなんて思ってもいなくて、だからこそPTAのあんな運営方法にしたんでしょう。いいやり方だとまでも思っていたと思います。

でもその扱いは、法律に違反してるし非人道的だよ、数値的にもおかしいしマトリックスで論理的に考えてもおかしい。認めてPTAを変革するべきだ、という風にして、本人もそれを受け入れたとしたら。自分がこれまでうけてきたしうちは一体何なのかと、彼女たちのアイデンティティは崩壊するんじゃないのかな?
でも、たぶんうすうす気づいてると思う。
変えることに非常に反発する人たちは、数字も法律も「そんなの関係ねえ!」です。
とにかく「子どものために」やってる私が社会正義なんだと、強行にこちらの主張を突っぱねます。
だけど、1対1で話すと、本人が一番つらいんですよね。
私生活でのコンプレックスなのかなんなのか、愚痴というにはあまりにも悲しい話(本人にとっては普通の話しなので悲しいと思っていないと思いますが、私の常識からしたら悲しすぎる扱いです。奴隷みたい。でも私の母もすすんで奴隷になってたな……)

でも、そういう風に人格を無視した扱われ方は不当だということをPTAで認めて受け入れたとしたら、その人は家庭や職場で理不尽な扱われ方にストレスをため怒りをためていくことになります。
でも現代の日本では、女性と貧困はセットなんだよね。
自分の主張を唱えたら、職場から「代えのパートはたくさんいるからやめていいよ」と言われるかもしれない。夫からは「誰に食わせてもらってると思ってるんだ」と言われるでしょう。
そうなったら、主張を通すことはできません。
夫が稼ぐ人であればあるほど、妻は黙るしかないんです。
悲惨なのは、夫の実家は当然ながら、妻の実家も「お前が黙ってさえいれば子どもはやしなってもらえるんだから我慢しなさい」ということです。(そう言われて誰も味方がいない中、自分を押し殺している人の話も聞きました。でもその人は母親ならそれが当然とみんなに言われて、自分でもそう思い込み、他の母親もそうだと思い、母親の時間すべてをささげないとできないくらい無茶なPTA活動を推進しようとしていました)

そういう人にとっては、シングルだろうと仕事してようと関係ありません!となっちゃうんですよね。
私よりは楽でしょう(モラハラ夫に気を使う必要がないんだから。仕事で自分のお金は稼げてるし人として扱われてるでしょう)、私だって頑張ってるんです、母親なら当然なんですよって。
()内は、意識してないと思いますが。


たとえばね、図書館でもどこでもいいんですがクレームを言うとするじゃないですか。
子ども一人のてをひいてもう一人をだっこしたお母さんからと、スーツをビシッときた男の人からとでは店員の態度やそのあとの対応は明らかに違います。
言い方がお母さんの方が稚拙とか話し方が分かりにくいとか、もしかしたらそういう要因はあるかもしれませんが、男の人は基本的に社会のどこからも一個の人格としてあつかわれるんじゃないでしょうか。

ワーキングファザーとか兼業主夫とか聞いたことないですしね。
最近イクメンっていう言葉がでてきましたが、自己紹介ではつかわないですよねえ
でも、ワーキングマザーですとかは女性は普通に使います。
たとえ働いていたとしても、やっぱり女性は個人というよりは社会的役割で見られる方が多い気がします。


もちろんね、女性が一方的に社会の被害者っていうわけじゃないです。
責任ってとるのたいへんです。それなりの努力をしなくちゃいけない。
PTAでもうんざりしましたが、それがいやで、人権を自ら手放している人もいます。
もう社会的に強制された役割をきちんとこなすだけでいいから、自分の考えをいろんな本を読んで固めるとか、議論するとか、何かあった時に矢面にたって対応するとか、そいうのはしたくないの!っていう人たちですね。
そういう人たちはそういうひとたちで、みんなそう思ってる、みんな私たちと同じ女だからっていう認識で推し進めるわけです。
これはベクトルが逆なだけで、私も同じですが。

そして、社会では人格のあるひとりの人間とかで扱われなくても、家庭内で仲良く尊重してもらって楽しく生きてる専業主婦、兼業主婦の人もたくさんいます。
そういう人の方が数としては多いでしょう。
そういう人たちは、上記のような辛い状況にある人達、あとは、時間的経済的な余力がない人、健康に問題がある人を、思いやれる人は少ないです。
自分が困ってないからみんな困ってないと単純に思ってるwそこんとこについて深く考えたことがない。
幸せでいいねーとは思うけど、これも迷惑ですね。





こういうわけで、PTA問題のラスボスは、

日本社会の「母親」「妻」に対する縛りのきつさ。扱いの雑さ。

となりました。
便利でめんどくさいことを言わず無料で使える楽な存在なんですね。
そして日本の女はそんな扱いになれすぎていて、同じ女にもそんな扱いをする。

そこにひょこっとはいってきた、生物学上は女だけど社会的にはどちらかというと男側で生きてきた私が、一年驚きの中で過ごしたという話です。



長い間おつきあいいただいてありがとうございました。


※そういえば、来年度の委員長副委員長へ引継ぎしているときに、選出の時のプライバシー開示をやめて校長先生へ手渡しし内容については保護者同士では関知しないという風に変えたという話をしました。
その時に「私、PTAにはいってプライバシーをいって承認しろってのを知ってほんとに驚いたんです。言えない人はどうするの?って。それに承認非承認も、なんの基準で手を上げればいいかわからないし。だからかえました」
って言ったら、来年度の正副のうち二人がうんうんわかります!あれはひどいと思ってた!と真剣な顔で言ってくれました。
ここまで真剣に言ってくれたのは、一年PTAやってこの二人が初めてでしたw
私は、正直「これ、人道的にも法律的にもまじやばくね?小学校の校舎でやることじゃなくね?」と、かなりまずいと思っていたんですが、他の人にはなしてものんきに「そうだよねー」レベルだったんですよね。
来年度の正副の人たちは、仕事してたりちっさいこいたりで結構しんどい人がなったんで、きっと免除したくなる人の気持ちが想像できたんでしょうか。


来年度に期待して、このブログを終わりたいと思います。
ありがとうございました。












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はじめまして

  • さやさや 
  • 2015/03/14(土) 21:22
  • edit

フネさんお疲れ様です。
フネさんとは違い専業主婦のさやさやです。
独身時代はバリバリ働いて結婚して子どもが生まれるまで働いていましたが、主人より高給取りでした。
が、子どもが病弱でとても働ける状況ではなくなったので専業主婦をしています。

最近このブログを読み始めたのですが、なんかうちのPTAと似てます。
私も2年前PTAと戦って、昨年は一時休戦。今年末子が入学するに当たって、入学説明会で2年前に絶対やめると約束していた「保護者は全員PTA会員です」「在学中に最低1回は役員をしてもらいます」の文言を見つけて、現在また戦闘モードです。

うちも幼稚園がPTAが廃止された園でした。上の子の時はPTAがあったのですが、評判が悪かったので園の募集に影響が出るほど。私立なのでワカメちゃんの幼稚園と同じように廃止になったのでした。

で、末子のお友達ママは「PTAなし」慣れていたので入学説明会の「保護者は全員PTA会員です」に違和感を感じていたようです。
「PTAって義務じゃないですよね。任意ですよね」とおっしゃっていました。

うちのPTAは子どもが病気で入院していようと出て来いと言われます。入院付き添いしてる中、代わりを見つけろと言われ、なんとか代わりを見つけて報告すると「付き添いをその人に任せてお前がPTAやれ」とびっくり発言。「今夜がヤマです」とかガチで言われたこともある子どもの付き添いなんて私だって嫌です。PTAの仕事代わってあげることはできるけど。

2年前私はどうしようもなくて「退会」しました。その時「適正な運営をするようになって、状況が許すようになればいつでもPTAに入会させていただきます。その時はよろしくお願いします」と言いました。当時の会長は「さやさやさんに戻ってもらえるような適正な運営を進めていきます」と返事、応援してますと話して別れました。

入学説明会で脱力というか徒労感というか無力感というかとてもがっかりしました。
ついでに、教頭から「お子さんのためにも是非入会してください」と言われてキレてしまいました。
実はうちの子登校班から外されています。書類上は班に入っているそうですが、うちには通知もないし、子どもがその班に言ったとしても完全無視されるそうです。退会者ではあるけど、地域ボランティアも含めて旗当番をやっているので、私も地域ボランティアとして旗当番しますよと申し出ましたが、「PTAを退会するような無責任な人に旗当番を任せるわけにはいかない」とお断りされました。いじめられて怪我をさせられたこともあります(「あんたのお母さんPTA入ってないってね」と言われて突き飛ばされる)
この状況で「お子さんの安全のためPTAへ入りませんか」って脅迫ですよね。PTAに入る→いじめられない。PTAに入らない→いじめられて当然。
何を考えて教頭がそういったのか。私には理解できません。

あと6年は付き合わないといけないので、とにかく頑張って苦しむ人がでないPTAになるよう働きかけたいと思います。

(余談ですが、この小学校は同じ中学校にまるまる上がっていくので、中学PTAもかなり極悪です。更に学校が荒れているので私学中学に行くことにしました。PTAは強制入会ですが、やることがとてもスマートで全く苦になりません。役員も余裕のある方が「私も末子だから出来るのよ。上の子の時は今のさやさやさんみたいに忙しかったからとても出来なかった。さやさやさんが申し訳ないと思うのなら、余裕が出来たときに協力して。こんなのは順繰りよ」ってかっこいいことをさらっとおっしゃいます。小学校のPTAもこんな風になればいいのにと思っています)

さやさやさんへ

  • フネ 
  • 2015/03/15(日) 18:21
  • edit

コメントありがとうございます!フネです~

PTAってどうしてこう全国各地で濃度の差はあれど同じような感じなんでしょうかね。
やっぱり協議会とかで会長レベルで情報共有とかしてるからこういう悪いところまで似てしまうんでしょうか。

>保護者は全員PTA会員です」「在学中に最低1回は役員をしてもらいます

全く一緒です。うちは一子一役ですが。
そもそも一人の大人に対してこの言い捨てはとても失礼だと思うし、いったい何の根拠があってこんなセリフを吐けるのか……本当に不思議です。

「PTAの都合で申し訳ありませんが、現在人手が足りません。子どもたちに昨年と同じ環境を提供しようとすると、どうしてもお子さん一人につき最低一度は、会員の皆様に役をしていただかないといけない状況です。PTAの方でも作業の精査と効率化について努力いたしますので、ぜひ一子一役についてご協力いただければ幸いです」

と言われれば、まあできる限り協力してやるか、と思わないでもないのに。
そういうふうに会員からマウント取られるのがいやなんでしょうか。
お山の大将の人ばっかりだから頭を低くすることに対して「なんで私が!」という思いがあるんでしょうかねえ。

>とにかく頑張って苦しむ人がでないPTAになるよう働きかけたいと思います

素晴らしいです。頑張ってください。
私はもう、「……あれ?もしかして私の方が迷惑?」と思うくらい、皆さん変革を特に望んでいないようなので、私の方がPTAから去ります。

プライバシーの強制開示や、その際開示された情報についてPTAとは責任をとらないという無責任さや、
6年間なんの委員もやらなかった人は、PTA委員決めの日にPTA室で手伝いをしてくださいとう、ほんっっっとーにしょもない決まり事。
推薦者の名前を明かさない推薦委員制度。
こちらから会議への参加を依頼しているのに、欠席の場合のフォローは自分でしろという無茶ww

もうほんとつきあいきれないです。
うちは行政と教頭校長あたりはとてもまともで話が通じるので、もういいかなと。
このへんの組織の運営については、皆さん興味ないんですよね。母親なら我慢できるでしょうとかがんばればできますとか根性論ばっかりで。戦時中の婦人会かおのれらは!と叫びたくなります。

さやさやさんのところは行政もやっかいそうですね・・・・
あと6年、長いですが頑張ってください。応援しています!


無題

  • hira-toorisugari 
  • 2015/05/02(土) 06:21
  • edit

フネ様。うんう、うなずきながらブログ読ませていただきました。自分の気持ちがスッキリしました!。巨大なラスボスに倒させないよう、毎日過ごしていきたいと思います。
(小学校PTAは終了しましたが、子供が公立中に行きたいというので、思案中です。受験を勧めたのですが、玉砕しました。)

hira-toorisugariさんへ

  • フネ 
  • 2015/05/08(金) 17:08
  • edit

すっきりされましたか~よかったです(^^)
何と戦ってるのかわからず戦うのはつらいですよね。
ラスボスは人によって地域によって違うと思いますが、根底に流れているのは同じじゃないかなーと思います。がんばってください~!

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